徳間文庫<br> 騎虎の将 太田道潅〈上〉

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徳間文庫
騎虎の将 太田道潅〈上〉

  • 幡 大介【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 528p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198946180
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

関東公方家はもはや滅亡し、坂東の差配は関東管領たる上杉一門が担っていた。その一翼、扇谷上杉家の家宰が太田家だ。太田家の跡取り・資長(後の道灌)は、関東の支配権を巡り勢力を二分する大戦乱のさなかで、合戦の戦略にも在地経営にも突出した才覚を現していく。道灌は、いかに戦い、いかに生き延びたか。坂東を席巻した出来星武将の波瀾の生涯を描き尽くす戦国歴史大河小説!

上巻目次

第一章 万人恐怖
第二章 将軍のいない国
第三章 曙光
第四章 江ノ島合戦
第五章 関東管領謀殺
第六章 分倍河原の戦い
第七章 関東二分
第八章 江戸城築城

内容説明

関東公方家はもはや滅亡し、坂東の差配は関東管領たる上杉一門が担っていた。その一翼、扇谷上杉家の家宰が太田家だ。太田家の跡取り・資長(後の道潅)は、関東の支配権を巡り勢力を二分する大戦乱のさなかで、合戦の戦略にも在地経営にも突出した才覚を現していく。道潅は、いかに戦い、いかに生き延びたか。坂東を席巻した出来星武将の波瀾の生涯を描き尽くす戦国歴史大河小説!

著者等紹介

幡大介[バンダイスケ]
1968年栃木県生まれ。武蔵野美術大学造形学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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coolflat

14
物語は結城合戦(1440年)から始まるが、これに至る前段階の犬懸上杉禅秀の乱(1416年)~永享の乱(1438年)の説明に前半部分を割いている。後半は太田道灌(資長)が活躍する享徳の乱(1454~82年)における、江ノ島合戦~分倍河原の戦い~江戸城築城までを描く。京の将軍府と鎌倉府の関係、鎌倉公方と関東管領の関係、関東管領家・犬懸上杉氏-山内上杉氏-扇谷上杉氏の関係など、理解しやすい。また室町幕府の政治機構や制度の説明(政所、半済令、土倉など)がその都度わかりやすくなされるので、初学者にとってはうってつけ2022/09/07

熱東風(あちこち)

4
とても面白い!/第2章までは太田道灌(資長)は殆ど出てこない。その代わりに(?)15世紀半ばの関東情勢を丁寧に描写してくれている。それがとても分かりやすく、この時代が苦手な人でも読みやすいように工夫されている。例えば同じ苗字の人物が複数出てくる太田氏や長尾氏など、登場するたびにそれぞれの関係性(親子・兄弟等)を説明してくれる。いちいち巻頭の人物紹介を参照する必要がないのでスムーズに読み進められる。人物のみならず、中世の世界観・風習など軒並み丁寧な説明があるので、物語にのめり込める。/(下巻に続く)2021/07/24

竜玄葉潤

3
関東出身の人ならば知らない人はいない太田道灌、でもその実像はほとんど知られていないと思う。子供時代に岩槻に住んでいた身としては、初めてまともに知ることができた。2021/09/22

うたまる

2
「わしは鎌倉に戻れば元服する。仏に仕えるのをやめて武士となるのだ。朝(あした)からは、阿修羅道に生きる者となる」……享徳の乱を制した関東の英雄、太田道灌を描く歴史小説。さほど期待していなかった分、その面白さに舌を巻いた。関東におけるややこしい歴史的背景と入り組んだ血縁関係・主従関係を軽々と解きほぐす筆力は、著者の力量を十分に感じさせる。加えて室町時代の軍事制度や武士の収入源についても目配りが効いており、物語に厚みと重みを与えていた。この混迷の時代を阿修羅となって切り拓いていくひねくれた道灌の造形も良し。2021/11/24

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