出版社内容情報
娯楽文学の王道を極める門田泰明時代劇場の神髄!
「ぜえろく」とは江戸者が上方者を嫌って言った言葉。その裏には、間近に朝廷を仰ぎ尊ぶ上方者の商才・政治力に対する江戸者のどうしようもない苛立ちがあるという…。
人々を震撼させた連続惨殺事件の犯人が捕縛され、平安が訪れたかに見えた京に再び暗雲が!
東町奉行所同心・常森源治郎に協力する、ぜえろく武士・松平政宗とは一対何者なのか?
そして政宗がひいきにする小料理屋「胡蝶」の美人女将・早苗の正体は?
京を震え上がらせる陰謀に立ち向かった政宗を待ち受けるものとは!?
ベストセラー快進撃、門田泰明時代劇場の傑作長篇完結!
内容説明
人々を震撼させた惨殺事件の犯人が捕縛され、平安が訪れたかに見えた京に再び暗雲が!東町奉行所同心・常森源治郎に協力する松平政宗が贔屓にする小料理屋「胡蝶」の美人女将・早苗は仇を追って江戸から京に出てきたというがその正体は?そして京を震え上がらせる陰謀に立ち向かう政宗を待ち受けるものは!?大衆文学の息を呑む要素を凄絶化した門田泰明時代劇場代表作のひとつ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mc6ρ助
13
後水尾天皇と言えば隆慶一郎さんの『花と火の帝』が思い浮かびお年が知れるが、これは別格としても先日読んだ高橋克彦さんの鬼九郞シリーズ、なんやかやと言っても伝奇小説の呈をなしていたことにその凄さを改めて実感した。この本もシリーズを追えば伏線が回収されるのやも知れぬが、その金はどこから出てるのと現代人的ツッコミを入れたくなるあたり角田泰明さんにはこの分野を書くために一層のご精励をお願いしたかった(20年近く前に書かれたものへの感想としては相応しくなくまた上から目線が過ぎるかもしれないけれど)。2022/03/27
asky0084
1
★★★★☆2021/03/26
よしぜん
0
★★★★⭐︎ 老中会議、懲罰実行組織 2022/11/12
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