徳間文庫<br> セカンドライフ

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徳間文庫
セカンドライフ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 313p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198945992
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

現代において第二の人生をどう生きるかは男も女も切実だ。定年世代の来し方行く末を7つの人生の情景で綴る上質のミステリー集。

内容説明

二十三年前に殺された父。母が殺人依頼したのかも…(「見知らぬ乗客」)。熟年離婚で手に入れたこの自由は手放したくない(「セカンドライフ」)。老後と呼ぶには若すぎる、寿命が延びた現代社会において第二の人生をどう生きるかは男も女も切実だ。そんなとき邪魔になるのは長年連れ添ったあの人―。定年世代の来し方行く末を七つの人生の情景で綴る、毒あり華あり上質のミステリー短篇集。

著者等紹介

新津きよみ[ニイツキヨミ]
長野県生まれ。多くの作品が映像化されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふじさん

106
私も定年退職してから、8年の歳月が流れ、定年した当時の自分の心境を懐かしく振り返る。老後と呼ぶには若すぎる。人生100年等と言われる時代、寿命が延びた時代をどう生きるか、今を生きる者にとっては切実な問題だ。何度か出てくる定年を迎えて、邪魔になるのは長年連れ添ったあの人というフレーズにはどきりとさせられた。定年世代の来し方・行く末を7つの人生で綴った、ちょっと毒と華を含んだ、新津きよみならではの上質のミステリー短編集。年代の別なく読んでほしい1冊かもしれない。 2023/10/29

じいじ

105
別れた夫がどうしようと関係ない、と思う女。でも、娘から「お父さんが再婚するらしいよ」と聞かされて気持ちがざわつきます。熟年離婚のその後を描いた【表題作】。とにかく、定年後に一日中家にゴロゴロしている夫が邪魔だ。誰か!夫を殺してほしいと願う妻の話。妻に先立たれた男の悲哀を綴った話。…7篇の定年間近の男女を描いた新津さんのミステリーは、ピリッと毒が効いて面白いです。私的には、65歳の定年前に老後の「夢」(したいこと)を互いに文書にしたため合う夫婦の話【誤算】が面白かった。結末のオチが秀逸、男ってバカですねぇ。2020/12/26

sayuri

105
「見知らぬ乗客」「演じる人」「誤算」「セカンドライフ」「三十一文字」「雲の上の人」「定年つながり」7話収録の文庫オリジナル短編集。毎回テーマを決めそれに沿った物語が紡がれる新津作品だが今回のテーマは『定年』いずれ訪れるその時を想像しながら読み進めた。著者には珍しく男性が主人公のものが3篇あったのが新鮮。相変わらず安心、安定の読みやすさだが、切れ味の良い結末が好みなので、お気に入りは、ラストで予想外の真相が明らかになる「演じる人」夫婦の気持ちのズレを顕著に描いた「誤算」女性の本音がリアルな「セカンドライフ」2020/11/18

うっちー

87
昨年、定年でしたが、同じ会社に再雇用なので、今のところ大きな変化はありません。2021/03/30

Ikutan

86
切れ味のいい新津さんの短編集。今回は定年世代に贈る七つのミステリー。第二の人生への抱負と迷い、そこに生じる夫婦の意識のずれ。とってもリアル。『夫を殺したい』と思ったことがありますか?帯のフレーズが強烈。いやぁ、カバーを忘れて置いてたのを夫が見つけてしまい、びびらせてしまいました(笑)のっけの『見知らぬ乗客』ではそんな展開にドキドキハラハラ。『演じる人』は老母親と息子の物語。続く三作は熟年夫婦の物語。何れも、意表を突く結末にドキッとさせられる。女性は怖いよ。後半の二作は後味良好。毒あり華あり。大満足の一冊。2020/12/04

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