徳間文庫<br> 浅田家!

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浅田家!

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198945749
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

一生にあと一枚しかシャッターを切れないとしたら、僕は「家族」を撮る―。写真家を目指し、大阪の専門学校へ入学した政志が卒業制作に選んだのは、幼い頃の家族の思い出をコスプレで再現すること。消防士、レーサー、ヒーロー…家族を巻き込んださまざまなコスプレ写真集が賞を受け、写真家として順調に歩み出した政志だが、ある家族のかたちに出会い、自分の写真に迷いを感じ始める。そんなとき東日本大震災が起こり…。

著者等紹介

中野量太[ナカノリョウタ]
1973年京都府育ち。京都産業大学卒業後、日本映画学校(現・日本映画大学)に入学。2000年、卒業制作『バンザイ人生まっ赤っ赤。』が日本映画学校今村昌平賞、第1回TAMA NEW WAVEグランプリなどを受賞。卒業後、助監督やテレビディレクターを経て、自主短編映画『ロケットパンチを君に!』で、ひろしま映像展2006グランプリ、第10回水戸短編映像祭準グランプリなど7つの賞に輝く。2008年、文化庁若手映画作家育成プロジェクトに選出され、35mmフィルムで制作した短編映画『琥珀色のキラキラ』が高い評価を得る。自主長編映画『チチを撮りに』が、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2012にて、日本人初の監督賞を受賞、第63回ベルリン国際映画祭を皮切りに各国の映画祭に招待され、国内外で14の賞に輝く。2016年、商業デビュー作となる『湯を沸かすほどの熱い愛』が、第40回日本アカデミー賞・最優秀主演女優賞、最優秀助演女優賞など、国内映画賞で35冠。第90回米アカデミー賞外国語映画部門の日本代表に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鉄之助

431
撮りたいものがない時は、撮らなくていいんだ! いま、あれをしなければ…とか、仕事を見つけなければ…など追い詰められた状況にいる人が多い中、大いなる勇気をもらえる1冊だった。写真を撮らない写真家が生きていけたのは、周りに彼を信じている家族や恋人がいるからだった。写真を「撮りたい!」心の底から思えた時、浅田政志が撮った家族写真は、その家族が生きた証となった。映画も原作も、堪能した。2020/10/05

そる

346
感動!浅田政志さん、「なりたかったもの」「思い出」「家族でやりたい事」などを話し合った上で撮る、っておもしろい写真家さんだ。その撮るための過程やエピソード、後日談、また震災時の写真洗浄ボランティア、泣ける!写真ってその時の情景と共に、感情や家族愛も一緒にしまっておけるすごいアイテム。家族、その他も、写真を丁寧に、大事に、もっと撮ろうと思わされた。「喜ぶ顔を見るのが好きだから。即答された言葉はとてもシンプルだった。政志は、自分がなぜ写真を撮ってきたのかを言葉にしたことはなかったが、きっと一緒だと思った。」2020/10/26

しんごろ

329
自分の好きな事で仕事はできるのは幸せ。それでも悩んで立ち止まることもある。その時は、時間がかかっても答えを見つけて、また前に進めばいいさと思わせる物語。東日本大震災の時も、きっと撮れないことで悩み、それでも前進していく政志の姿に胸を打つ。政志を支える浅田家に彼女である若奈がいなければ、政志は写真家として存在していないかもしれない。そんな浅田家と若奈にも拍手を送りたい。そして、政志には、どんどん、写真を見てても幸せになれる素敵な家族写真を撮り続けてほしい。はい、チーズ!『カシャ』とね。2020/10/17

いつでも母さん

249
初めて息子を叩いた手が痛い・・私も痛かった。それでも息子のやりたい事の為に送り出す母。ちょっと変わった家族の話?なんて読み始めた私の涙腺は何度も崩壊し、暖かで悔しくて・・当たり前じゃない日常や家族の有難さを嚙み締めた。『今』を生きる。『普通』に生きる。一人で大きくなったと思ったら大間違い。独りで生きて行けるなんて強がるな。くじけそうな時、躓いた時、心の中に還る場所がある。それが私にとって『家族』なんて好い家族なんだろ浅田家!そして、沢山の愛すべき家族写真がこの作品にギューッと詰まっていた。お薦めです。2020/10/27

おしゃべりメガネ

235
やっぱり震災モノは涙腺が確実にユルんじゃいますね。実際にあった話を映画化し、そちらのノベライズなのでとても読みやすく、アッという間に読了でした。苦節苦労を重ね、家族写真を撮り続け、写真家になった「政志」は、あらゆる家族のココロ温まる写真を残していきます。そんな中、あの東日本大震災が起き、ボランティアとして日々、残された写真を洗い、掲示していきます。写真とはいえ、家族と再会できた喜びを分かち合う彼の中でも様々な変化があらわれます。とにかく無償の施しを愚直にもつらぬきとおした活動にすっかり魅了されました。2020/10/06

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