出版社内容情報
娯楽文学の王道を貫く門田泰明時代劇場の神髄! 大河シリーズ、待望の第2期スタート!
内容説明
宿敵・床滑七四郎との凄絶な死闘で負った瀕死の深手が癒え、江戸帰還を目指す銀次郎。途次、大坂暴動の黒幕・幕翁が立て籠もる湖東城に、黒書院直属監察官として単独乗り込んだ!一方江戸では、首席目付らが白装束に金色の襷掛けの集団に襲われ落命。その凶刃は、将軍家兵法指南役の柳生俊方にも迫った!壮烈にして優艶、娯楽文学の王道を疾走る興奮の大河劇場、『第2期』遂に開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
90
拵屋銀次郎半畳記6作目 2020.07発行。字の大きさは…小。 拵屋銀次郎半畳記「侠客」シリーズの第5巻の続きで「第二期」の第1巻目です。 女子達に化粧や、着付けを整える拵屋を生業とする銀次郎が、公儀の黒書院直属監察官大目付三千石・桜伊加賀守銀次郎として、公儀にはむかう者を成敗して行く物語です。 此度は、銀次郎が宿敵・床滑七四郎との凄絶な死闘で負った瀕死の深手が癒え。江戸へ帰って来ると首席目付が惨殺され、公儀要人が次々に襲撃されている。その中で銀次郎の無外流の剣が冴えます。爽快です。2020/08/23
とし
75
拵屋銀次郎半畳記 汝 想いて「斬一」 。拵屋銀次郎2幕の幕が開きましたね。いきなり白装束に金色の襷掛けの集団があちらこちら出没、家継に拝謁、家継に導かれ大奥に迄入る、従五位下加賀守桜井銀次郎、目が離せず一気読、次巻が待ち遠しいです。2020/08/13
ニッキー
5
また始まった門田劇場。 はとバスのような、細かい説明が入るので話がなかなか進まない。しかも、大作である。 このさっかは、胸フェチかと思われる。柔らかな胸の描写が、どの作品にも出てくる。 また、長い話になりそうである。 黒兵、月光院、彩艶との関係は如何に。2020/07/30
匂當内侍
0
第二期第一巻完読2022/10/04
よしぜん
0
★★⭐︎2021/04/11