出版社内容情報
当該年度に発表されたすべての短篇から選び抜いた珠玉の15篇! 小説は世相を映す鏡。あなたはそこに何を見るのか?
内容説明
言葉を武器にする。その代表格が小説家であり、政治家だろう。心の伴わない白々しい言葉の羅列でがっかりさせることの多い政治の世界に比べ、作家が如何に言葉と格闘しそこにどのような意味を込めようかと七転八倒しているか。本作を読めば一目瞭然だ。あらゆる人のあらゆる喜怒哀楽に寄り添える、小説の力は偉大だ。昨年度雑誌等に発表された作品群の中から選び抜かれた十五篇の力作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒデミン@もも
53
読みたい作家柚木麻子さん、村田沙耶香さん、田中兆子さん、奥田英朗さんの作品が既読だったが、記憶が薄くて二度と味わえた。桜木紫乃さんの『春雷』は初読み。良かった。2022/06/02
さっこ
52
15人の作家さんからなる短篇ベスト。半数ほどの作家さんが初読みでした。どの作品も面白かったです。馳さんは「少年と犬」に収録されている1篇でした。奥田さん、桜木さん、佐々木譲さん、村田沙耶香さんの作品が心に残りました。2020/08/09
ピロ麻呂
34
毎年気になるアンソロジー。今年は好きな作家さんの作品が多数収録。全体的にSFっぽいのが多かった。2020/06/25
しげ
25
馴染みの作家さん、名前のみ知る作家さん、初読みの作家さん等々…良くも悪くも「新たな発見」が有り選書の参考になります。奥田さん、佐々木さん、馳さんが良かったです。読書メーターでの選書が増えた昨今、この方法も嵌まらなくなり「嬉しい悲鳴」となりつつあります。2022/04/08
ひろっぴー
22
初読みの作家さんも多々あり楽しめた。 がしかし、やはり群を抜いて奥田英朗さんが一番読み慣れているせいか面白かった。2022/07/19
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