出版社内容情報
凍えながら焼死する人体発火事件! 不可解な連続殺人に隠された悲しき宿命とは!?
内容説明
蒲田中央署の神村五郎は、元高校物理教師という異色の経歴を持つ。卓越した捜査能力で署内では署長についでナンバー2の扱い。相棒の女性刑事・西尾美加は元教え子だ。多摩川の電話ボックスで見つかった変死体は、焼死と同時に凍死の解剖所見が出る不可解なものだった。続けて渋谷の高層商業ビルのエレベータで、暴力団組長の不審死が起きる…。連続殺人事件を追う大好評警察ミステリー。
著者等紹介
安東能明[アンドウヨシアキ]
1956年静岡県生まれ。明治大学政治経済学部卒。94年日本推理サスペンス大賞優秀賞を『死が舞い降りた』(応募時タイトルは『褐色の標的』)で受賞しデビュー。2000年『鬼子母神』で第1回ホラーサスペンス大賞特別賞、10年「随監」で日本推理作家協会賞短編部門受賞。近年は警察小説で注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kei302
58
先生、またまた事件です。「第II捜査官」もKinUmi。シリーズ第3弾が出ていた! 元高校物理教師の神村と当時の教え子・西尾美加が事件を捜査する警察小説。特徴は、 事件絡みで随所に出てくる化学・物理ほか、理科方面の説明。分からないなりに面白い。分かる部分もあるよ。焼死と同時に凍死の解剖所見。ドライアイスとか?違った。 科学だけでなく、原野商法、難病、犯行動機、巧みな心理描写、共感する人追い詰められていく人など、奥行きが合って読み応え十分。2021/09/06
HITOMI
9
焼死しながら凍死するという不可解な変死体。その謎を追う元高校教師の神村と教え子の美加の師弟コンビ刑事。刃物や鈍器や紐などの単純な物ではなく、未知の凶器による犯行に立ち向かう刑事さん達の苦労に、頭脳がついていかず目が廻ります。ワクワクとページをまくりましたが、シリーズ物とは知らず、読み進めるごとに疎外感が膨れ、1作目から読むべきだったと後悔。そしてあの終わり方は…。2020/04/04
一五
8
シリーズ物の3作目だった。それを気にしないで読めた。元物理教師の刑事、たまに講義みたいになるが、そのあたりわからん😅 事件いや犯人 なんでそんなグダグダみたいになったんだ?? 物理教師から刑事になったわけは1、2にあるのかな?2022/08/09
ひろ
5
登場人物たちの人間関係が良く理解できてない、 シリーズ1から読むべきかな。2020/10/30
フランク
2
☆32020/08/01
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