出版社内容情報
戦後日本が歩んできた道をあらためて問い、深い感動を呼ぶ著者渾身の傑作巨編!
内容説明
秋田で殺された飯島老人は、なぜ各地の八幡神社を巡っていたのか?浅見光彦は秋田、広島、兵庫、熊本と老人の軌跡を追い、その半生と決して癒えることのない戦争の傷痕を知る。一方、美由紀の婚約者で高知に赴任していた文部官僚・松浦勇樹の周辺で不可解な事件が次々と起こり…。事件の真相を求め高知に飛んだ浅見を待ち受けていたものは!?壮大な構想で描く渾身の傑作巨篇!
著者等紹介
内田康夫[ウチダヤスオ]
1934年東京都生まれ。80年、『死者の木霊』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まり
10
図書館本。下巻は怒涛の展開で凄かった。いろんなことが繋がっていき不穏な雰囲気も出てて…。光彦の行動にはハラハラさせられるし…実際には大変なことにもなったし。最後はビックリなことが起こったけど…ある意味いい終わり方だった。これが天罰ってやつよね。2024/12/24
しんた
6
面白すぎて1日で読んだ。すさまじい偶然が霊安室で語られる。砂利運搬業の風評被害が心配だが、なかなか面白い作品だった。2023/10/25
ラッキー
2
最後の天誅が凄かった。複雑に絡み合って読みごたえ満点だった。2020/05/23
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