出版社内容情報
全国の八幡神社を巡礼する老人が秋田で殺された! カメラマンの美由紀と浅見光彦が事件の謎に挑む傑作巨編!
内容説明
「旅と歴史」の依頼で長野県中野市に向かったフリーカメラマンの小内美由紀は、自分と同じ姓に魅かれて、小内八幡神社を訪れる。そこで、全国の八幡社に参っているという飯島老人と知り合い、別れ際、奇妙な言葉をかけられる。その一か月後、飯島の死体が秋田県・竹嶋潟で発見されたのだ!?被害者が浅見光彦の姪・智美の担任教師の父親であったことから、浅見が事件にかかわることに…。
著者等紹介
内田康夫[ウチダヤスオ]
1934年東京都生まれ。80年、『死者の木霊』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まり
11
図書館本。半分くらい読んで、ようやく光彦の登場。八幡さんの話もサッカーくじの話も難しい。最後の方でいろいろと繋がりはじめた気がする。2024/12/23
しんた
6
全国の八幡様を背景に、戦争の生き残った者たちの葛藤みたいな話。割と良くあるテンプレか。しかし戦争経験世代の人生と、自分世代の人生を比べると重みの違いを感じて悲しくなるが、多分幸せなのだろう。 2023/10/24
ラッキー
1
久しぶりの再読。段々と色々な事が絡んできた。ヒロインのフィアンセ、不器用過ぎる。下巻に続く。2020/05/19