出版社内容情報
失踪した女を探し求める十津川のかつての部下。一方その女の同僚が殺され、十津川&亀井は本州最北端の下北駅へ飛んだ!
内容説明
失踪した娘を捜してほしい―依頼を受けた、かつて十津川警部の部下だった私立探偵の橋本は、池戸彩乃の捜索を始める。勤務先のパソコンに謎のメモが残されていた。「4116581411123」。本州最北の鉄道の駅、下北駅の緯度と経度と判断した橋本は下北に飛び彩乃の痕跡を追う。一方、東京では彩乃の同僚が殺され十津川が捜査に乗り出す。事件は予想外の展開を見せ始めた!?
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京都生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nemuro
13
毎年この時期に実施している個人的関西旅行。持参本を思いのほか早く読み終えそうになって、乗り継ぎの羽田空港内の売店にて、限られた冊数の中から選んだのが本書。「青森もしばらく行ってないなぁ」などと思っていたら、函館・札幌・網走・洞爺など、道内各地や北海道新幹線も登場。相変わらず十津川警部はよく動く。お馴染みの2時間ドラマを読んでいるようなな感覚で後半に入ると、相当なページ数を残して終了。本書が西村京太郎の記念すべき600冊目。巻末に「西村京太郎全著作リスト」(2019.6.30現在 全621巻)が付いていた。2019/09/02
嵐ファン
0
星4.82021/06/30