徳間文庫<br> 審判 (新装版)

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徳間文庫
審判 (新装版)

  • 深谷 忠記【著】
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  • 徳間書店(2019/06発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 493p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198944773
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

冤罪はこうして作られる――予想外の展開、衝撃の真相。あなたは神に代わって「人を裁く事」の恐ろしさを知っていますか?

内容説明

女児誘拐殺人の罪に問われ、懲役十五年の刑を受けた柏木喬は刑を終え出所後、“私は殺していない!”というホームページを立ち上げ、冤罪を主張。殺された古畑麗の母親、古畑聖子に向けて意味深長な呼びかけを掲載する。さらに自白に追い込んだ元刑事・村上の周辺に頻繁に姿を現す柏木。その意図はいったい…。予想外の展開、衝撃の真相!柏木は本当に無実なのか?

著者等紹介

深谷忠記[フカヤタダキ]
1943年東京都生まれ。東京大学理学部卒。82年『ハーメルンの笛を聴け』で第28回江戸川乱歩賞候補となる。85年『殺人ウイルスを追え』で第3回サントリーミステリー大賞佳作。“壮&美緒シリーズ”に代表されるトラベルミステリーに加え、本格ミステリー、歴史ミステリーにも定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まさきち

73
幼女殺害事件が発生し、ある男が逮捕される。彼は最後まで冤罪を訴えたが、刑が確定し、投獄される。月日は流れ、当時事件を担当した元刑事の前に景気を終えた彼が姿を現し、被害女児の母親も絡んで怒涛の展開を迎え、さらにラストで更なる驚きの結末が。とこれらが話としては非常にうまく組み合わされ、登場人物たちの駆け引きもよかったのですが、文章や会話がやや説明調に感じられ、気持ちの盛り上がりが今一だったのが悔やまれました。2019/08/06

てつのすけ

46
深谷忠記さんの作品は初めて読んだのだが、読み始めると「グイグイ」と作品に引き込まれていくような感じがする。本書のテーマは何か?私が考えたのは、冤罪、それに伴う冤罪で刑罰を受けた者の感情ではなかろうか。裁判は神が判断するのではなく、人が人を裁くものだ。当然、間違いも生じるだろう。間違いだと気付いたときに、人は真摯に間違いに向き合い、その間違いを正すことができるのかを問うた作品だ。もう一度、読みたいと思う作品であった。2020/02/27

それいゆ

22
私好みの話でした。最後に再審の道が開けるといった単純な話ではなく、最初に容易に予測できる真犯人は実はそうではなく、思いもかけない展開に話の筋もこんがらがってしまい、いやちょっと無理があるのでは?そんなのありえないでしょう!という結末でした。2021/12/02

Pil

17
冤罪の罪を着せられ15年の刑期を終えた男はHPを立上げ自身の潔白を訴え、真犯人を探す。人は己の身を守る為に斯様にも自己中心的に行動するものかと只々驚愕。所謂「冤罪モノ」とは一線を画した良作!2020/04/07

ま~くん

17
幼女誘拐殺人で懲役刑に永年服し出所してきた男。その後冤罪を主張しながら、事件に関わった関係者に対し不可解な行動を取っていく。薄皮を剥いでいくように、事件の真相が少しずつ浮かびあがる。男は本当に冤罪だったのか。真相が分かった時はその呆れた動機と浅ましい人間の業に一人で憤慨した。「どんなに予測してもこのラストへはたどり着けない」。読み手の推理をかすらせもしないという挑発に簡単に乗り敢えなく玉砕。人間不信に陥りそうな犯人の言動。至る所に散りばめられた伏線を丹念に拾ってたどり着いたその先は‥。深~いため息でした。2019/08/09

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