出版社内容情報
正義感ゆえに窓際だった警察官。極秘命令で、犯罪を潰す最強のチームを結成した。ライトノベルで人気の著者が描く痛快娯楽小説。
内容説明
日々増加し進化する犯罪。その凶悪化、複雑化に対応するべく、ある警察幹部から元公安の橋本に密命が下った。超法規的措置も辞さない特殊部隊を組織せよと。正義感ゆえに暴走し、窓際になっていた彼の元に集まったのは、元ハッカー、元死刑囚、元国税庁職員とそれぞれの分野に秀でているが、ひと癖もふた癖もあるヤツらばかり。危険でスリリングな痛快アクション・エンタテインメント!
著者等紹介
神野オキナ[カミノオキナ]
1970年、沖縄県生まれ。1999年、『闇色の戦天使』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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drago @弘前城ソメイヨシノ満開中。
36
元公安の警察官が、警察官僚を後ろ盾にした非合法な暗殺部隊を創設。 警察が取り締まれない重大犯罪に、武力介入していく…。 ◆プロットも、適度なエロを織り交ぜる趣向も私好み。最高のエンタテイメントを楽しめた。後述の欠点を除いては…。 ◆問題は稚拙な文章。プロの作家とは到底思えない作文能力。おまけに校正が全然なってない。 ◆物語は面白いのに、文章がメチャクチャなせいでテンポよく読み進められず、イライラが募った。 徳間書店って、こんなにレベルの低い出版社だったっけ? ☆☆☆2021/03/02
Katsuto Yoshinaga
10
元公安の窓際警官、元ハッカー、元死刑囚、元国税庁職員、元自衛隊の私設警察に、新興宗教教祖とIT長者にダークwebなんて盛り過ぎるし、こんな作品どうかと思って、手に取るのを躊躇していた。ところがなかなかイイ。某通販サイトではラノベとの評も見られたが、描き込みは丁寧で荒唐無稽さを忘れさせられる。銃器武器類特化型のアクションで、感動なんてないが、スカッとさせてくれる。深見真氏から、さらに情念みたいなものを抜いた感じで、エクスペンダブルズとかワイルドスピードなんちゃらミッションへのオマージュかな。2021/01/15
Kanonlicht
4
警察が手出しできない犯罪への対抗手段だとか、敵となる面々が犯罪に走る動機だとか、いちいち指摘していたらこういうB級アクション(褒め言葉)は楽しめない。とはいえ、どうも途中から続編ありきの展開になっていたのがやや気になった。登場人物たちの背景も主役に近いほどあまり多くは語られず、小出しにしている感は否めない。まあ細かいことを気にするぐらいならそもそもこの手の話は読まないだろうし、その意味でいえば期待通りといっていい。2021/04/25
dknk
3
『カミカゼの邦』よりライトに寄せてきた。軽く読める(褒め言葉)アクションメインだが「無敵の人」によるテロとそれを娯楽とする上流階級の発想は面白い2020/03/26
こいきんぐ
3
矢月のD 1を連想した。細かな描写が少ないから読みやすかった。面白いけど、やや物足りない感がある。2020/02/12