出版社内容情報
フルートを抱いた美貌の音楽教師の服毒死体が発見された。そのフルートは左右の構えが逆だったのだ!? 浅見光彦シリーズ。
内容説明
倉敷市の山林で音楽教師・夏井康子の死体が発見された。遺書があったものの、手にしたフルートの持ち方が左右逆だったのだ!?五日後、康子の婚約者・戸川健介の溺死体が吉井川に浮かぶ。警察は後追い心中と断定するが、演奏会で津山市を訪れたヴァイオリニストの本沢千恵子は事件に不審を覚え、旧知の浅見光彦に相談する。恐ろしくも悲しい事件の序曲だった…。長篇旅情ミステリー。
著者等紹介
内田康夫[ウチダヤスオ]
1934年東京都生まれ。80年、『死者の木霊』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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涼
39
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/10/post-17f5d3.html 犯人がミスリードさせようとしてうまくいかなかったことなど、これまでとはちょっと違った趣向がありました。 「自作解説」が、相変わらず面白かったです。2025/10/20
まさのり
4
岡山県津山市を舞台にした浅見光彦ミステリー。音大移転とその利権が絡み合う。タイトルが絶妙。2022/09/14
めいゆ
1
とっても面白かった。 フルートなどの音楽の知識はあんまり持ってないので、とっても新鮮で面白かった。 内田康夫先生の本はまだあまり読めていないのでもっと沢山読んでみたい。2024/12/06
covut3
1
推理小説を久々に読む。浅見光彦シリーズは初めてかもしれない。 読みやすいが、どうも推理ができない自分。 「吹くな、歌え」の件がもの悲しい。2021/05/08




