徳間文庫 徳間時代小説文庫<br> 疾れ、新蔵

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徳間文庫 徳間時代小説文庫
疾れ、新蔵

  • 志水 辰夫【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 459p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198944391
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ダイナミックで、エモーショナルで、力強い冒険小説としての魅力。痛快エンタテイメント!十歳の姫は道中、誰をも魅了する。姫を伴って国元に赴く新蔵の旅は成就するのか?
追っ手を巻いて街道を抜けてゆけるか、新蔵の智恵と力が試される。手に汗握る逃走劇でもあり、小藩の内情から、当時の江戸表と国許派の確執のゆくえなどリアルな時代小説!
「さすがはシミタツ、次々に登場する脇役たちのさまざまなドラマもたっぷり読ませてあきない。すてきなラストまで一気読みの傑作だ。北上次郎氏(日刊ゲンダイ)

志水辰夫[シミズタツオ]
著・文・その他

内容説明

越後岩船藩の江戸中屋敷に新蔵は疾る。十歳の志保姫を国許に連れ戻すために。街道筋には見張りがいる。巡礼の親子に扮し、旅が始まった。逃走劇の根底には江戸表と国許の確執があった。間道を選んで進む道中に追っ手は翻弄される。ところが新たな追っ手が行手を阻み、山火事が迫る中、強敵との死闘が待つ。姫を連れて戻れるのか?冒険小説の旗手シミタツならではの痛快時代エンタメ長篇!

著者等紹介

志水辰夫[シミズタツオ]
1936年、高知県生まれ。81年『飢えて狼』でデビュー。86年『背いて故郷』で日本推理作家協会賞長編部門、90年『行きずりの街』で日本冒険小説協会大賞、94年『いまひとたびの』で日本冒険小説協会大賞短編部門大賞、2001年『きのうの空』で柴田錬三郎賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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佐々陽太朗(K.Tsubota)

71
久しぶりのシミタツ。カバーイラストが卯月みゆき先生の手に成るものと知り買い求めました。『青に候』を読んだのがおよそ10年前。ずいぶんご無沙汰でした。最近は時代小説を書いていらっしゃるのですね。志水氏はいろいろなものが書ける作家ですね。『青に候』はハードボイルド・タッチ時代小説でしたが、今作は冒険エンタメ系。シミタツ節は影を潜めていますけれど、これはこれでおもしろい。逃走と追跡の緊迫感で一気読みさせます。2019/04/13

NICK6

7
蓬莱屋帳外控シリーズでは飛脚、同じ地点間移動で、険しい山に峠に森に、相手騙す逃亡劇。険しい道筋の選択なしには捕まる。飛脚同様に地理把握と相手の裏かく技量の発揮が素晴らしいディテール。緊迫時はお馴染みシミタツ節冴える。状況次第では殺戮止む無しの追手。お家騒動の図式自体に疑い持つ追手。系統違う追手が複数にて思惑も私感も明らかな違い。終盤ピークには逃亡者への睥睨、闇のからの注視、シャープな視点の交差が鋭く飛翔。さて。表紙絵の姫様、幼年さは皆無、賢く優しい。道中同伴する味方も悪役もキャラ濃厚。素晴らしい冒険譚 2025/01/18

たーくん

4
十歳の姫は道中、誰をも魅了する。姫を伴って国元に赴く新蔵の旅は成就するのか?追っ手を巻いて街道を抜けてゆけるか、新蔵の智恵と力が試される。手に汗握る逃走劇でもあり、小藩の内情から、当時の江戸表と国許派の確執のゆくえなどリアルな時代小説!「さすがはシミタツ、次々に登場する脇役たちのさまざまなドラマもたっぷり読ませてあきない。すてきなラストまで一気読みの傑作だ。北上次郎氏(日刊ゲンダイ)2024/09/18

だいゆー

2
(^^2019/03/05

matsu

0
1年以上前に読んだ「新蔵唐行き」は本書の続編である(笑)。前日譚として読み始めた俺だが、いやもう唐行きのことなんかどうでもいいくらい面白いじゃないか!相変わらず何の説明もなく物語が進むので「?」の連続であるのだが、それが少しずつ自然にあぁそうかとわかっていく筆の見事さよ。そして相変わらず脇がいい!魅力的な脇役がゾロゾロと物語を回していく。で、ラストが見事!ちょっと幸せな気分にすらなってしまう。唐行きの続編を激しく希望する俺でもあるのだ。2023/08/10

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