出版社内容情報
『遺体』で東日本大震災の知られざる極限状態を描き高い評価を得た石井光太氏の、初となるエッセイ集。過酷な運命を背負わされたとき、人が最後に渇望するものとは何か? HIVに感染した夫婦が葛藤の末に下した苦渋の決断とは。自ら命を絶つことを選んだ者が、樹海の中で最期に求めるもの。子を亡くした両親が、来世で幸せになってほしいと祈りを込めた絵馬。どこまでも鋭く、深く、そして優しく人間を見つめてきた著者だからこそ描ける、衝撃と感涙の短篇ドキュメンタリー集。(『東京千夜』改題)
石井光太[イシイコウタ]
著・文・その他
内容説明
過酷な運命を背負わされたとき、人が最後に渇望するものとは何か?HIVに感染した夫婦が葛藤の末に下した苦渋の決断とは。自ら命を絶つことを選んだ者が、樹海の中で最期に求めるもの。子を亡くした両親が、来世で幸せになってほしいと祈りを込めた絵馬。どこまでも鋭く、深く、そして優しく人間を見つめてきた著者だからこそ描ける、衝撃と感涙の短篇ドキュメンタリー。
目次
第1章 愛の渇望
第2章 自ら命を絶つ日
第3章 亡き人のための結婚式
第4章 ある家の幻
第5章 愛と哀しみの病
第6章 隔離者の告白
第7章 最後に抱いて
第8章 津波に遺されて
著者等紹介
石井光太[イシイコウタ]
1977年、東京都生まれ。国内外の貧困、医療、戦争、災害、事件などをテーマに執筆。著書に写真エッセー集、ルポの他、小説もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。