出版社内容情報
独楽を回して謎を解く! おきゃんで一本気な娘・お駒が、独楽の師匠でもある十手持ちの父とともに江戸の町で起こる事件に挑む。名人と言われた四代目松井源水を父にもつ曲独楽師「ひらがなげんすい」ことお駒は、おきゃんで一本気な十五歳。前髪を垂らし、茶筅形に束ねた総髪の男装で舞台に立つお駒を、妖しい二人連れが見ていた。彼らの狙いは母の形見の鬼の根付らしい。尾行されたお駒は、仕返しに亡き母親譲りの手口で巾着を掏るが、中には謀を暗示する書き付けが入っていた。折しも江戸では香具師殺しが連続で発生しており…。
柏田道夫[カシワダミチオ]
著・文・その他
内容説明
名人と言われる四代目松井源水を父にもつ曲独楽師「ひらがなげんすい」ことお駒は、おきゃんで一本気な十五歳。前髪を垂らし、茶筅形に束ねた総髪の男装で舞台に立つ。ある日お駒は、怪しい二人連れに後を尾けられる。折しも江戸では香具師殺しが立て続けに起きていた。狙いは母の形見の鬼の根付らしい。生前掏摸の名人だった母親譲りの鮮やかな手口で男から巾着を盗んだが…。
著者等紹介
柏田道夫[カシワダミチオ]
青山学院大学文学部日本文学科卒業。雑誌編集者を経て、95年「桃鬼城伝奇」で第2回歴史群像大賞、同年「二万三千日の幽霊」で第34回オール讀物推理小説新人賞を受賞。映画「GOTH」「武士の家計簿」「武士の献立」など脚本家としても活躍、シナリオ・センター講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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