出版社内容情報
『傍聞き』『教場』で注目、長岡弘樹の最新作。心温まるミステリーから、人間の悪意までを清冽な筆致で描く傑作ミステリー集。谷村梢は小学校四年生を担任する補助教員だ。「カニは縦にも歩けます!」と理科の授業で実証し、注目されたのは、いじめられっ子・中尾文吾。梢にスーパーで、ある教師の万引きを目撃したと告げたまま下校。その日、文吾が襲われた。襲われる直前、梢の名前を呼ぶ声を近所の人が聞いていたという。梢に注がれる疑惑の目……。表題作ほか、日常の謎が“深い”ミステリーに! 魅力の七篇!
長岡弘樹[ナガオカヒロキ]
1969年山形県生まれ。筑波大学第一学群社会学類卒業。2003年『真夏の車輪』で第25回小説推理新人賞を受賞。08年「傍聞き」で第61回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。11年に発売された『傍聞き』文庫版がロングセラーとなる。『教場』がベストセラーとなり『週刊文春ミステリーベスト102013年』にて第1位に、『このミステリーがすごい!2014年版』にて第2位に現在もっとも期待されているミステリ作家である。
内容説明
谷村梢は小学校四年生を担任する補助教員だ。「カニは縦にも歩けます!」と理科の授業で実証し、注目されたのは、いじめられっ子・中尾文吾。梢に、スーパーである教師の万引きを目撃したと告げたまま下校。その日、文吾が襲われた。襲われる直前、梢の名前を呼ぶ声を近所の人が聞いていたという。梢に注がれる疑惑の目…。日常の謎が“深い”ミステリーに!表題作を含む魅力の七篇!
著者等紹介
長岡弘樹[ナガオカヒロキ]
1969年山形県山形市生まれ。筑波大学第一学群社会学類卒業。2003年、「真夏の車輪」で第25回小説推理新人賞受賞。2005年『陽だまりの偽り』でデビュー。08年「傍聞き」で第61回日本推理作家協会賞短編部門受賞。13年刊行の『教場』が「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位、第11回本屋大賞6位となり、ベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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chiru
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