徳間文庫<br> 波形の声

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徳間文庫
波形の声

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  • サイズ 文庫判/ページ数 333p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198941970
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

『傍聞き』『教場』で注目、長岡弘樹の最新作。心温まるミステリーから、人間の悪意までを清冽な筆致で描く傑作ミステリー集。谷村梢は小学校四年生を担任する補助教員だ。「カニは縦にも歩けます!」と理科の授業で実証し、注目されたのは、いじめられっ子・中尾文吾。梢にスーパーで、ある教師の万引きを目撃したと告げたまま下校。その日、文吾が襲われた。襲われる直前、梢の名前を呼ぶ声を近所の人が聞いていたという。梢に注がれる疑惑の目……。表題作ほか、日常の謎が“深い”ミステリーに! 魅力の七篇!

長岡弘樹[ナガオカヒロキ]
1969年山形県生まれ。筑波大学第一学群社会学類卒業。2003年『真夏の車輪』で第25回小説推理新人賞を受賞。08年「傍聞き」で第61回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。11年に発売された『傍聞き』文庫版がロングセラーとなる。『教場』がベストセラーとなり『週刊文春ミステリーベスト102013年』にて第1位に、『このミステリーがすごい!2014年版』にて第2位に現在もっとも期待されているミステリ作家である。

内容説明

谷村梢は小学校四年生を担任する補助教員だ。「カニは縦にも歩けます!」と理科の授業で実証し、注目されたのは、いじめられっ子・中尾文吾。梢に、スーパーである教師の万引きを目撃したと告げたまま下校。その日、文吾が襲われた。襲われる直前、梢の名前を呼ぶ声を近所の人が聞いていたという。梢に注がれる疑惑の目…。日常の謎が“深い”ミステリーに!表題作を含む魅力の七篇!

著者等紹介

長岡弘樹[ナガオカヒロキ]
1969年山形県山形市生まれ。筑波大学第一学群社会学類卒業。2003年、「真夏の車輪」で第25回小説推理新人賞受賞。2005年『陽だまりの偽り』でデビュー。08年「傍聞き」で第61回日本推理作家協会賞短編部門受賞。13年刊行の『教場』が「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位、第11回本屋大賞6位となり、ベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

114
短編7作品。どれも短編とは思えぬような出来。長岡さんの真骨頂さっくりとはいかないうすら寒さがある。(ははぁ、なるほどね~と、後からじんわり来たりもするのだが)ここが私の長岡さんを押す理由だなぁと独りごちる。そして、欲張りな私はもっと読みたい!と思うのだ。2017/02/21

chiru

71
表題作の『波形の声』の余韻がすごかったです。 何者かに襲われた、普段ほとんど喋らない生徒と、疑惑を向けられた補助教員。 短いページ数ですが、どの人物も魅力的に描かれ、謎の真相は最後まで想像もできません。 余計な描写のないラストだからこそ、残る余韻は感動的です。もう1度読み返してしまいました。 ★4.52018/01/25

きっしぃ

45
7作の短編集。伏線がどれも分かりやすいので、正直オチがわかってしまうものばかりでした…(´・ω・`)それでも楽しめたのは「暗闇の蚊」かな。ブラックなオチは好き。2017/03/24

坂城 弥生

44
短編集。表題作の「波形の声」が一番好きでした。2021/04/07

Yunemo

43
何かが残るはずなのに何にも残っていない。7編がそれぞれに個性をもって記されます。表題作については、静かに悪意が見え隠れ、最後の展開で何となくネガティブな気分で納得。あえて抑制した描き方との解説なのですが、そうですかねー、とちょっと頷けないところもあって。全編を通じて、人それぞれが心の奥底に潜ませてる悪意、そこまで極端じゃなくても黒いモヤモヤ感、この感情をそっと盛り込んで、当方ちょっと心に引っ掛かって、決してドーンと一気に入り込むんじゃなくちょろちょろと。だから繊細さがないと何にも残らないんだ。そう想えて‼2017/02/26

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