出版社内容情報
久しぶりの「ぶたぶた」。今度は花にまつわる仕事をしています。ハートウォーミングな「ぶたぶた」ワールドを楽しんで下さい。ピンクのぶたのぬいぐるみなのに、動き、喋り、働くおじさん「山崎ぶたぶた」。
今回も、疲れた人、悩んでいる人、ツライ目にあってる人など、さまざまな人の前に現れて、癒やしていきます。
人気シリーズ「ぶたぶた」最新作は、花をテーマに描いた5作を収録する短篇集。
矢崎存美[ヤザキアリミ]
埼玉県生まれ。1995年、星新一ショートショートコンテスト優秀賞を受賞。1989年にデビュー。著作は「ぶたぶた」シリーズのほかに、「食堂つばめ」シリーズなどがある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
136
ぶたぶたその24。連作短編集。今回もイイ感じですが中でもいばら屋敷が一番良かった。1話に1つ挿入される挿絵がいいアクセント。2016/10/31
小梅
111
テーマは薔薇ですね。「いばら屋敷」が切なかったけど、ラストが良かった。2018/06/13
優希
107
面白かったです。花束、殊にバラをテーマにした短編集でした。そっと花束を届けるぶたぶたさんによって、一歩踏み出せる勇気をもらえるのに心がほっこりします。ふとしたきっかけで偶然ぶたぶたさんと出会い、そこで起きる奇跡が素敵でした。ぶたぶたさんの花束は皆に小さな奇跡を起こしていくのですね。2016/12/29
りゅう☆
103
ぶたぶたさんがボディガード?盗まれちゃったけどぶたぶたさんらしい護り方にほっこり。疲れ切った体にエステとぶたぶたさんの声はまさに癒し。育児放棄と内容は重いけどぶたぶたさんがバラの妖精となり救われて安堵。銀婚式の記念日に安定のプレゼントでなく主人がもらって嬉しい物に気付かせてくれたぶたぶたさんから私もお花とチョコレートもらいたい。願いの叶うテディベアを購入したのに元彼に裏切られ、苦情を言いに行ったらぶたぶたさんがテディベアを作ってたというね。その光景が微笑ましい。ぶたぶたさんが作る花束って可愛いんだろうな。2019/12/23
ハミング♪♪@LIVE ON LIVE
91
やっぱり、ぶたぶたさんはいいな~♪癒される♥アイドルのボディーガードに、癒し効果抜群の花屋、料理上手なバラの妖精に、元パティシエでもある花屋さん、幸運のぬいぐるみを縫うファンサイト運営責任者・・・などあらゆる顔を持つぶたぶたさんの凄さにまた驚かされ、和んだ♪どのお話も良かったけど、「チョコレートの花束」が特にお気に入り☆今の季節にもピッタリのお話だし、ほっこりした♪私も、こんなプレゼントをもらったら、感激するだろうな・・・!!!素敵な家族で、温かい気持ちになった☆「不可能」で「夢叶う」ブルーローズも好き♪2017/02/07