出版社内容情報
宝塚や東宝で度々再演される大人気ミュージカル「エリザベート」。欧州一美しき皇后と戦った姑ゾフィーも若い頃熱烈な恋をした。かつて「日没のない国」と謳われた神聖ローマ帝国を継ぐオーストリア帝国を治めるハプスブルグ家。
その第二皇子に嫁いできた美しく聡明な王女ゾフィー。
彼女が思い描く夢のような生活とは裏腹に伝統と格式の重みがのしかかる。
そんななか宮廷でフランス革命の申し子とも言うべきナポレオンの息子フランツと出会う。
変革の波が押し寄せる19世紀のヨーロッパの宮廷を舞台に、大藪賞作家が描く史劇。
須賀しのぶ[スガシノブ]
1979年11月7日生まれ。蠍座。O型。上智大学文学部史学科卒業。『惑星童話』で1994年上期コバルト読者大賞を受賞してデビュー。SF、サバイバル、野球と様々なジャンルの小説を書いている。『神の棘』が第13回大藪賞候補になり、2016年『革命前夜』で第18回大藪春彦賞を受賞。同作品は、吉川英治文学新人賞の候補にもなっている。
内容説明
かつて「日没のない国」と謳われた神聖ローマ帝国だが、度重なる戦争で領土を失い、衰退しつつあった。オーストリアと名を変えた帝国を治めるハプスブルグ家の第三皇子に嫁いできた美しく聡明な王女ゾフィー。思い描く帝国の復興とは裏腹に、伝統と格式が重く彼女にのしかかる。しかし、ナポレオンの息子フランツとの出会いが…。変革の波が押し寄せる十九世紀の欧州を舞台に描く史劇。
著者等紹介
須賀しのぶ[スガシノブ]
上智大学文学部史学科卒業。1994年「惑星童話」でコバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞しデビュー。2013年『芙蓉千里』でセンス・オブ・ジェンダー賞大賞、2016年『革命前夜』で大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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