徳間文庫<br> 吉原の夕―風流大名

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徳間文庫
吉原の夕―風流大名

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  • サイズ 文庫判/ページ数 248p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198941413
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

身請けしたしずやと浴衣姿での散歩を楽しんでいた風流大名の政岑だったが、しずやが世話になった遊女が心中したと聞いて……。なによりも無粋を嫌う、風流大名の姫路藩主榊原政岑(まさみね)の楽しみは、身請けした吉原の高尾太夫――今ではしずやと名を改めた恋人との、ふたりきりでの散策だ。今日も浴衣姿で愉しんでいると、遊女の総角(あげまき)と、札差を営む大口屋の長男清太郎とが心中したという瓦版売りの声が聞こえてきた。しずやが禿(かむろ)時代に世話になった総角にいったい何が起きたのか? 事情を知りたい政岑としずやは……。

北川哲史[キタガワテツシ]
1946年、兵庫県生まれ。1984年、テレビドラマ「太陽にほえろ!」にて脚本家デビュー。その後、刑事ドラマや時代劇の脚本を数多く手がける。2005年、「御庭番平九郎」シリーズ(廣済堂文庫)を上梓し、時代小説家に転身する。主なシリーズ作品に、「北町裏奉行」(だいわ文庫)、「将軍付御目安番」(コスミック・時代文庫)がある。

内容説明

なによりも無粋を嫌う、風流大名の姫路藩主榊原政岑の楽しみは、身請けした吉原の高尾太夫―今ではしずやと名を改めた恋人との、ふたりきりでの散策だ。今日も浴衣姿で愉しんでいると、遊女の総角と、札差を営む大口屋の長男清太郎とが心中したという瓦版売りの声が聞こえてきた。しずやが禿時代に世話になった総角にいったい何が起きたのか?事情を知りたい政岑としずやは…。

著者等紹介

北川哲史[キタガワテツシ]
1946年、兵庫県生まれ。1984年、テレビドラマ「太陽にほえろ!」にて脚本家デビュー。その後、刑事ドラマや時代劇の脚本を数多く手がける。2005年、『白桜の剣御庭番平九郎』(廣済堂出版)を上梓し、時代小説家に転身する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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大名が吉原の太夫は落籍し、二人で江戸の町をそぞろ歩く。実際にはありえない設定だが、そこは物語と割り切り、まあ許そう。意外と筋立ては面白いので、次巻もありそうな感じだ。2016/11/04

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