出版社内容情報
静かな温泉街に震撼が走った！？ あの男が帰ってきたのだ。そしてまた、殺人事件が！ 十津川警部＆亀井刑事、決死の追跡！熱海と湯河原でクラブを経営していた美人ママを絞殺し、六年の刑期を終えて出所した小早川が熱海に帰ってきた。小早川の出現により、平穏な温泉町に得体の知れない緊張が走る。そして二週間後、湯河原に住む公認会計士が、熱海のホテルで何者かに射殺された。そんな折、警視庁の十津川警部が、一月前に東京の成城で起きた幼女誘拐事件の密疑者として小早川に接近するが、さらに連続殺人が…。
西村京太郎［ニシムラキョウタロウ］
1930年東京都生まれ。トラベル・ミステリーの第一人者。65年『天使の傷痕』で第10回江戸川乱歩賞、81年『終着駅殺人事件』で第34回日本推理作家協会賞、２００５年、第８回日本ミステリー文学大賞を受賞。著作は560冊を超えた！
内容説明
熱海と湯河原でクラブを経営していた美人ママを絞殺し、六年の刑期を終えて出所した小早川が熱海に帰ってきた。小早川の出現により、平穏な温泉町に得体の知れない緊張が走る。そして二週間後、湯河原に住む公認会計士が、熱海のホテルで何者かに射殺された。そうした中、十津川警部が、一ヶ月前に東京の成城で起きた幼女誘拐事件の容疑者として小早川に接近するが、あらたな殺人が！？
著者等紹介
西村京太郎［ニシムラキョウタロウ］
１９３０年東京都生まれ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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nagatori(ちゅり)。
17
【地元に近いところの西村京太郎を制覇していこうシリーズ】熱海と湯河原、地図で見るとほんとに近い。近いんだけど、行き来するのはほんとに大変。何故なら間には伊豆山があるから…そんな大変な行き来を、犯人も容疑者も静岡・神奈川県警の皆さんも戸津川さんもカメさんも、せっせせっせと行き来する、ある意味労作。「よくぞこれだけ動き回ったで賞」を、登場人物の皆さんに差し上げたいです。国道１３５号沿いのラーメン屋は、たぶんバーミヤン★2018/10/21
りょうけん
9
＜塔＞ 本書はちょっと「特殊な状況下」で入手した。その場所には西村京太郎の作品は沢山あって迷ったが、湯河原に僕の親しい友人が住んでいることをなぜか思い出してこの本にした。 ラジオ 熱海湯河原サイマル放送 に「マリマリ ほたる の 夢見る頃は過ぎたけどさ」という1時間番組があって、僕の音楽関係の友人がパーソナリティをやっている。本書との関係は、もちろん何も無い！ｗ すまぬ。 2023/09/05
ディープなつまみぐい
4
熱海、湯河原が舞台。比較的親しみやすい土地なせいか、情景を浮かべながら楽しみながら読み進められた。2017/04/02
まる
3
熱海 湯河原で風をきって生きる男。そんな男が六年ぶりに戻って来た。とにかく、かっこいい男である。2018/04/08
あきさん
2
小早川の執念が勝ったということでしょうか。六年前の真犯人がなかなか見えてこなかったが、話の展開はとても面白かった。2016/10/15
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