徳間文庫<br> 5人のジュンコ

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徳間文庫
5人のジュンコ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 361p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198941161
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

あいつ消えればいいのに――。映像化で話題の作品、ついに文庫化!あの女さえ、いなければ――。篠田淳子は中学時代の同級生、佐竹純子が伊豆連続不審死事件の容疑者となっていることをニュースで知る。同じ「ジュンコ」という名前の彼女は、淳子の人生を、そして淳子の家族を崩壊させた張本人だった。親友だった女、被害者の家族、事件を追うジャーナリストのアシスタント……。同じ名前だったがゆえに、彼女たちは次々と悪意の渦に巻き込まれていく。

真梨幸子[マリユキコ]
1964年宮崎県生まれ。2005年『孤虫症』(講談社文庫)で第32回メフィスト賞を受賞し、デビュー。11年に文庫化された『殺人鬼フジコの衝動』(徳間文庫)がベストセラー、その続編『インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実』(徳間文庫)も話題に。その他の著書に『お引っ越し』(KADOKAWA)、『アルテーミスの采配』(幻冬舎)、『6月31日の同窓会』(実業之日本社)などがある。嫉妬や執着など生々しく描かれる複雑な人間心理や、最後の最後まで気が抜けない驚きの展開に、中毒になる読者が増えている。

内容説明

あの女さえ、いなければ―。篠田淳子は中学時代の同級生、佐竹純子が伊豆連続不審死事件の容疑者となっていることをニュースで知る。同じ「ジュンコ」という名前の彼女こそ、淳子の人生を、そして淳子の家族を崩壊させた張本人だった。親友だった女、被害者の家族、事件を追うジャーナリストのアシスタント…。同じ名前だったがゆえに、彼女たちは次々と悪意の渦に巻き込まれていく。

著者等紹介

真梨幸子[マリユキコ]
1964年宮崎県生まれ。2005年『孤虫症』(講談社文庫)で第32回メフィスト賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

納間田 圭

114
周りにストレスをスプレーのように撒き散らす。一吹きならやり過ごせるが連射されると、やがてびっしょり濡れてしまう。乾く間もなく、次の一吹きがやってくる。まともじゃない…やりにくい。真っ黒すぎな女心。一事が万事って感じ。どのジュンコも問題ありだけど…一番悪ジュンコ探しがこの📕のテーマ。漢字書くと…淳子と絢子と諄子と順子と純子。ややこしくなる…。2回読んでだんだん関係性が解ってきた。言えるのはみんな…人のミスをことのほか好物にしている卑屈な性格。バタフライ効果…世の中の全ては何かしらの影響しあっているのか?2024/09/30

かずー

99
伊豆連続不審死事件の容疑者である佐竹純子、同じ名前の5人のジュンコそれぞれのエピソードが語られていくのだがまず5人のジュンコを覚えるのが大変。さらにそれぞれに関わる家族、友達、職場の同僚と登場人物が多く人物相関を理解するのに苦しむ。謎を残したまま次のエピソードに進んでいくが全て回収できたのかも把握できていない。もう少し登場人物、エピソードを少なくし要点を絞って深掘りすれば読みやすくなったかも。参考文献として木嶋佳苗があった。読んでてその事件を思い出したので納得。2020/08/04

utinopoti27

85
さすが湊かなえさんと並ぶイヤミスの女王、ブラックぶりをいかんなく発揮してくれちゃってます。本作のテーマは「悪意の伝播」。これぞイヤミスの真骨頂といえるのではないでしょうか。主なモチーフはあの埼玉連続不審死事件。主役と思しき「純子」は、ラストに少しだけ登場するのみで、本当のワルはどのジュンコなのか・・・?という流れですが、ミステリーとしては、深みも余韻もあるわけではなく、ただひたすら徹底した悪意に満ち満ちている。でも、真梨ワールドはこれでいいんです。半端な救いは不純物、胸のすく潔さに酔いしれましょう。2017/10/14

アッシュ姉

81
真梨さんにしては混乱せずに読みやすいが、油断すると悪意の渦に巻き込まれそうになる。やめてやめて、イヤイヤといいつつ、読む手は加速して止まらない。次々飛び出す性悪女の毒エピソード。撒き散らした憎悪がブーメランのように返ってきて、悪意が肥大化してさらに広がっていく。ラストの混沌とモヤモヤは真梨さんらしくて、むしろ安堵。理解できなかったところを読み返していたら、目眩がしてきたので、分からないところは余韻ということにして強制読了。面白かったので、疲労回復して再読したい。2018/10/17

えりこんぐ

80
①登場人物は多く(特に女子)②どこか皆病んでいて③殺して殺され(殺人にいたるまでの沸点低し)...だいたいこんなパターンですかね? 慣れたせいか『フジコ』を読んだときの様なガツンとくるものはないけど、それでも毎回ワクワクして読んじゃう(´∀`*) 今回はジュンコが5人。どちらのジュンコが発端だったのかな。。2017/09/06

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