出版社内容情報
構想十年――。尊攘思想に揺れ動く幕末の京都を舞台に、国とは何か、政とは何かをあらためて問う傑作時代小説。神書頒布を目論む植松頼助・猿投十四郎たち一団は、多くの同志たちの協力を得て、少しずつ頒布地域を広げていた。しかし幕府の隠密たちも容赦なく、彼らを追い詰めていく。凄惨な戦いに命を落とす者たち、そしてかつての仲間と相対することになった者が抱える苦悩……。それでも王政復古を願う、熱い思いの行方は――。構想十年、国とは何か、政とは何かをあらためて問う傑作時代小説。
澤田ふじ子[サワダフジコ]
1946年愛知県生まれ。愛知県立女子大学(現・愛知県立大学)文学部卒。75年「石女」で第24回小説現代新人賞、82年『陸奥甲冑記』『寂野』で第3回吉川英治文学新人賞を受賞。古代から近世を舞台に、資料を駆使した独自の視点による歴史小説を執筆。
内容説明
神書頒布を目論む植松頼助・猿投十四郎たち一団は、多くの同志たちの協力を得て、少しずつ頒布地域を広げていた。しかし幕府の隠密たちも容赦なく、彼らを追い詰めていく。凄惨な戦いに命を落とす者たち、そしてかつての仲間と相対することになった者が抱える苦悩…。それでも王政復古を願う、熱い思いの行方は―。構想十年、国とは何か、政とは何かをあらためて問う傑作時代小説。
著者等紹介
澤田ふじ子[サワダフジコ]
1946年愛知県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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