徳間文庫
女警察署長―K・S・P

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  • サイズ 文庫判/ページ数 621p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198940102
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

香納諒一の人気警察小説「K・S・P(歌舞伎町特別分署)」シリーズの第4弾。銃撃戦、知能戦ともにパワーアップ!

K・S・P(歌舞伎町特別分署)署長に就任した村井貴里子は都知事を介して突飛な依頼を受ける。それは窃盗団に奪われた世界的奏者のヴァイオリンを探し出すこと。貴里子は特捜部チーフ・沖幹次郎と捜査を開始するが、そこに彼らの怨敵である中国マフィアの朱栄志が再び立ちはだかる。ヴァイオリンの行方を巡り、死闘を繰り広げる両者。やがてそのヴァイオリンに隠された衝撃の真相が明らかに。人気警察小説シリーズ第4弾!

【著者紹介】
1963年横浜生まれ。91年「ハミングで二番まで」で小説推理新人賞を受賞しデビュー。99年『幻の女』で第52回日本推理作家協会賞を受賞。四六判の近著に、『心に雹の降りしきる』(双葉社)、『虚国』(小学館)、『熱愛』(PHP研究所)。

内容説明

歌舞伎町特別分署新任署長の村井貴里子は、都知事を介し、米国人資産家に引き合わされる。知事の友人である資産家の自宅が盗難にあい、その中に音楽家の妻が愛用するヴァイオリンの名器が含まれていた。贓品の買い手は朱向紅。新宿で壮絶な銃撃戦のすえ射殺されたチャイニーズマフィアだった。仲間で逃亡中の朱栄志も蠢きだした。特捜部チーフ・沖幹次郎は捜査を開始する!長篇警察小説。

著者等紹介

香納諒一[カノウリョウイチ]
1963年、神奈川県生まれ。91年、「ハミングで二番まで」で小説推理新人賞を受賞。99年、『幻の女』で日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

RIN

24
K・S・Pシリーズ4作目。ページ数も増えてるが中身も比例して濃く、深くなっていってる気がする。香納さんは警察小説も主戦場のハードボイルド寄りだと思っているが、このシリーズは警察という組織の理不尽と醍醐味、警察キャリアの権力闘争、日本ヤクザ界の苦境とチャイニーズマフィアの冷酷無慈悲な侵略に、刑事たちそれぞれが抱える熱い想いと揺れる心持ち等々、読み処満載で早くも次作が楽しみで仕方ない。とはいえ・・・。アナザストーリーらしい次作?『約束』がえらく不評で(解説でもちょっと触れてます)、本論次作に期待したい。2016/08/06

ヨーコ・オクダ

12
K・S・Pシリーズ4作目。秘書→特捜部チーフ→署長と昇進してきた貴里子。お偉方経由で押し付けられたお金持ちのヴァイオリン探しが、K・S・P因縁の中国マフィアへと繋がっていく。悪者も含め、それぞれのキャラたちが、血縁と情のせいでいつもより無理な行動をしてしまう一方、完全損得主義のヤツらは冷酷に攻めてくる。最後は正義と血縁のパワーの勝利という感じやけれど、スッキリ勧善懲悪ではなく…。そしてそして、貴里子の女心、恋心。他の警察小説内恋愛ストーリーでもありがちな決着のつけ方。結局こうなってしまうんよね。2015/11/25

UTICA

5
K・S・Pシリーズを1~4まで一気読み。最初はアクションばかりの粗い警察小説だと思っていたのですが、なかなか奥が深くて良いシリーズです。2016/02/16

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4
うー、長い。中国マフィアの名前覚えられない。でも続き読みたい。2016/02/25

ねぎまぐろ

1
★★★★2022/11/09

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