徳間文庫<br> まぼろしのパン屋

個数:
電子版価格
¥671
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

徳間文庫
まぼろしのパン屋

  • 松宮 宏【著】
  • 価格 ¥671(本体¥610)
  • 徳間書店(2015/09発売)
  • 【ウェブストア限定】サマー!ポイント5倍キャンペーン 対象商品(~7/21)※店舗受取は対象外,文庫・児童書 ポイント2倍キャンペーン対象商品(8/24まで)
  • ポイント 36pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年07月20日 01時29分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 251p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198939977
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

うだつのあがらないサラリーマンが突然の出世。茫然とする日々、なぜか老婆からパンを渡され…。食べ物をめぐる、不思議な物語。

朝から妻に小言を言われ、満員電車の席とり合戦に力を使い果たす高橋は、どこにでもいるサラリーマン。しかし会社の開発事業が頓挫して責任者が左遷され、ところてん式に出世。何が議題かもわからない会議に出席する日々が始まった。そんなある日、見知らぬ老女にパンをもらったことから人生が動き出し……。他、神戸の焼肉、姫路おでんなど食べ物をめぐる、ちょっと不思議な物語三篇。

【著者紹介】
1957年大阪生まれ。大阪市立大学文学部卒業後、アパレルやデザインの仕事に携わる。2006年『こいわらい』で作家デビュー。

内容説明

朝から妻に小言を言われ、満員電車の席とり合戦に力を使い果たす高橋は、どこにでもいるサラリーマン。しかし会社の開発事業が頓挫して責任者が左遷され、ところてん式に出世。何が議題かもわからない会議に出席する日々が始まった。そんなある日、見知らぬ老女にパンをもらったことから人生が動き出し…。他、神戸の焼肉、姫路おでんなど食べ物をめぐる、ちょっと不思議な物語三篇。

著者等紹介

松宮宏[マツミヤヒロシ]
大阪生まれ。大阪市立大学文学部卒業後、アパレルやデザインの仕事に携わる。2006年、『こいわらい』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シナモン

127
美味しそうな表紙につられて借りてきたけど、思ってた内容と全く違った。え、社会派な話?と思いきやファンタジー要素も加わって、なんとも不思議な読み心地。「しあわせとはなんだろう。それは自らのこころに寄り添い、正直に生きることだ。」現実的にはどうかなぁと思いつつも、最後の主人公の決断に爽やかな気持ちで読了でした。他、食にまつわる短編が二つ。人情味溢れる一冊でした。2023/04/19

佐々陽太朗(K.Tsubota)

124
食べ物にまつわる短編が三つ。いわゆる人情噺といって良いのだろうが、何か風変わりなものを感じる。それはヘタをすればそれが違和感となって読むことを楽しめない種類のものである。食べもので言えば、口に入れた瞬間「ん、なんだこれは?」とちょっとしたクセを感じることがあるが、それである。それがその料理の良さでもあるのだが、人によってはそのクセが気に障って箸を置いてしまう類いのものだ。そのクセは松宮氏の独特の視点に帰せられるものだが、もう一つ、文章の荒さにも起因している気がする。特に第三話は言葉の問題もあり読みづらい。2018/08/14

紫綺

98
なんやこれ、面白いやないけー!(笑)パン、ホルモン、おでん…食べ物をめぐる中編1編、短編2編の不思議な物語。描く行動は荒いが、心情は細やか。昭和チックな懐かしさ満載。2018/09/06

おかむー

80
表題の中編とふたつの短篇からなるこの作品。ハートフルで括るには淡々とした描写ながら「いろいろあったけど結果オーライ」なおハナシですね。『よくできました』。一篇ごとに“パン屋”“ホルモン屋”“おでん屋”が軸になるが、企業モノ、群像劇、一人語りとそれぞれ方向性は変えつつも、あとがきで著者自身が言っているように“どれも人間くさい話”でよい感触です。なかでもやはり表題作の主人公・高橋がスケープゴートにすらされないうだつのあがらなさゆえに大企業の社長に手が届くまで昇ってゆく「塞翁が馬」っぷりは皮肉が効いてますね。2015/09/27

papako

76
こちらのレビューが気になって。なんだか面白かった。大きな会社の部長さん、東急田園都市線で座席争奪戦。妻はパン作りに夢中、自分はフランス小麦で大損、しかしあれよあれよと出世する。だけど彼が選んだ道は。。。外科のお医者さん、開腹手術して牛を一頭解体してホルモンを食べる。なんともなぁ。特攻服のヤンキーは車掌さんになって痴漢の頭をドアではさんだ!なんかクスッと笑ってしまう人情話。パン屋、泣いちゃったよ。誰にでも楽しめる感じじゃないけど、なんか良かった!お好み焼きソースも読みたい。2018/08/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9835948
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品