徳間文庫
あんでらすの鐘―高瀬川女船歌〈5〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 349p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198939700
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

高瀬川に生きる人々の哀歓と人生の機微。澤田ふじ子が最も愛着を寄せる人情時代小説シリーズ第5弾!

評判の悪い焼き物問屋の彦市郎と、街中で一触即発の状態にあった明珠。彼は大寺の医僧を努めていたが、看病していた高僧が死んでしまったため、更に蘭方をもって接していたという理不尽な理由で寺を追い出されたというのだ。「尾張屋」の主・宗因らの勧めで町医となったが、彦市郎に薬草の煎じ薬を飲ませたことから事態は思わぬ展開を…。高瀬川に集う人々の喜びと哀しみを綴る人情時代小説の傑作シリーズ!

【著者紹介】
1946年愛知県生まれ。愛知県立女子大学(現・愛知県立大学)文学部卒。75年「石女」で第24回小説現代新人賞、82年『陸奥甲冑記』『寂野』で第3回吉川英治文学新人賞を受賞。古代から近世を舞台に、資料を駆使した独自の視点による歴史小説を執筆。

内容説明

悪評高い焼き物問屋の彦市郎と、町中で一触即発の状態にあった明珠。彼は大寺の医僧を務めていたが、看病していた高僧が死んだため、更に蘭方をもって接していたという理不尽な理由で寺を追い出されたというのだ。「尾張屋」の主・宗因らの勧めで町医となったが、彦市郎に薬草の煎じ薬を飲ませたことから事態は思わぬ展開を…。高瀬川に集う人々の歓びと哀しみを綴る傑作シリーズ!

著者等紹介

澤田ふじ子[サワダフジコ]
1946年愛知県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まゆ子

1
★★★★☆ このシリーズの中では一番おもしろかった。ただ重複する説明文が多い。女船歌も申し訳ないが読み飛ばしてしまう。内容は刑事ドラマや時代劇の趣で、ワンパターンだけど重すぎず気を楽に読めた。2015/10/03

TM

0
宝塚図書館2023/09/13

k.inoue

0
澤田ふじ子2011年作、江戸文化を主題とする新しい作家を見つける。京都高瀬川沿いの居酒屋尾張屋亭主宗因を取り巻く暮らしの6篇の短編。京と大阪を結ぶ舟運が興味深い。あとがきに、作者は、平和ボケ、頭のなかは空っぽ、困難を避け、安易に豊かに暮らすことだけを考えている若者がいかに多いかを嘆き、一定期間心身を鍛錬する集団生活を義務として課すことを提案している。2023/01/18

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