出版社内容情報
「一刀流」開祖・伊藤一刀斎は天下一への道をどのように辿ったのか。剣道最高位を取得した著者による、あたらなる剣聖伝説!
剣術家として廻国修行の旅に出た伊藤一刀斎は、京で吉岡一門を退け、天下一の名を上げ己の剣術を「一刀流」と命名。奈良の宝蔵院胤栄、柳生石舟斎と交わり、剣の道を極めて行く中、神子上典膳をみつけ一刀流の後継として鍛えていくことにしたが。弟子にして友である小野善鬼との友情。己の加齢による葛藤。天下一とは何であるのか。剣士としての大悟にいたる歩みを活写する傑作剣豪小説!
【著者紹介】
1949年東京都生まれ。東京大学在学中に全日本剣道連盟派遣学生指導員としてフランスに渡り、以後、フランスで剣道指導に携わる。剣道八段、パリ在住。2007年に『侍の翼』で鮮烈なデビューを果たす。他の著書に『青江の太刀』『行くのか武蔵』『武蔵円明の光』など。
内容説明
剣術家として廻国修行の旅に出た伊藤一刀斎。京の吉岡一門、奈良の宝蔵院胤栄、そして柳生石舟斎らとの邂逅により、一刀斎は己の剣を天下一と確信、「一刀流」と命名した。廻国修行の総仕上げで、一刀斎は神子上典膳をみつけ一刀流の後継者として鍛えていくことにするが…。小野善鬼との友情。己の加齢による葛藤。天下一とは何であるのか。剣士としての大悟にいたる歩みを活写する!
著者等紹介
好村兼一[ヨシムラケンイチ]
1949年東京都生まれ。東京大学在学中に全日本剣道連盟派遣学生指導員としてフランスに渡り、以後、フランスで剣道指導に携わる。剣道八段、パリ在住。2007年に『侍の翼』で鮮烈なデビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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