徳間文庫<br> ヤマの疾風(かぜ)

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徳間文庫
ヤマの疾風(かぜ)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 413p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198939397
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

昭和44年筑豊。灼熱の男達がヤクザ抗争を駆け抜ける。破天荒な生き様が胸を打つ群像ハードボイルド。第16回大藪春彦賞受賞作

昭和44年、筑豊。主要産業の炭鉱(ヤマ)が衰退するなか、荒々しい気質だけは健在だった。いずれはこの地を支配すると目されるヤクザ組織「海衆商会」主催の賭場で現金強奪事件が発生。主犯のチンピラ・菱谷松次に対し、同会若頭・中場杜夫の厳しい追及の手が伸びる。運命の邂逅はやがて、筑豊ヤクザ抗争の根底を揺さぶる巨大な奔流へ――。激動の土地と時代を駆け抜けた男たちの苛烈な人生讃歌! 第16回大藪春彦賞受賞作!

【著者紹介】
1965年福岡県生まれ。東京大学工学部卒。卒業後、労働省に入省するが退職してフリーライターになる。96年『ビンゴ』でデビュー。11年『地の底のヤマ』で第33回吉川英治文学新人賞受賞。日本冒険小説協会大賞(国内部門)を過去3回受賞。『ヤマの疾風』で第16回大藪春彦賞受賞。

内容説明

昭和四十四年、高度経済成長の只中。華やかな世相を横目に筑豊の主要産業である炭鉱は衰退の一途。しかし荒くれ者たちの意気は盛んだった。全域に威を振るうのは海衆商会。その賭場で現金強奪事件が起きる。主犯はチンピラの菱谷松次だ。面目を潰された若頭・中場杜夫は怒りに震える。二人の激しい衝突はやがて筑豊ヤクザ抗争の根底を揺さぶることに―。感動の第十六回大藪春彦賞受賞作。

著者等紹介

西村健[ニシムラケン]
1965年福岡県生まれ。東京大学工学部卒業。労働省勤務後、フリーライターに転身。96年、『ビンゴBINGO』で小説家デビュー。『劫火』『残火』で日本冒険小説協会大賞、『地の底のヤマ』で吉川英治文学新人賞と日本冒険小説協会大賞、『ヤマの疾風』で大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Masakazu Fujino

6
筑豊、川筋もん、北九州生まれで父方の故郷が鞍手郡の自分にとっては、本当に昔の空気を感じる小説だった。  昔、近所にこんな感じのおいさんやあんちゃんが、ようけおったなあと思い出しよりました。今、親が折尾にいるので時折帰るが、街も昔とはずいぶん変わってしまっている。懐かしい思いがする読書体験だった。2019/10/09

つぶごま

3
様々ない生い立ちを乗り越えて力強く生きる登場人物たちの迫力に吸い込まれるように夢中で読みました。また、戦後の日本の発展を支えてくれた地域、産業、人々の描写が印象的でした。2024/06/19

さん

2
仲間の紹介とかが少し長い感じもしたが、中盤の盛り上がり方は良かったです。ただのチンピラと思っていたのが、親父譲りの漢であって、ヤクザの頭との勝負は熱かった。同じ筑豊が舞台の青春の門を思い出した。飛車松と伊吹が重なった。2015/05/02

綺楽院 /kiraku-in

2
青春モノですねぇ。プロット、人物ともに一昔前のアノ時代ならではの空気感をともなった活劇といったところでしょうか。破滅に向かう若者ストーリは大好きなジャンル。村川さんあたりで80年ころに映画にしてほしい感じ。面白かったです。2015/02/22

読書侍

1
今はなき日本冒険小説大賞の常連作家でもあり、本作は大藪春彦賞の受賞作。 向こう見ずなチンピラ飛車松の生きざまを描いた、昭和の匂いのする名作だ。 2017/12/03

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