徳間文庫<br> ブラッドショット―横浜市警第3分署

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徳間文庫
ブラッドショット―横浜市警第3分署

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  • サイズ 文庫判/ページ数 311p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198939380
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

セレブタウン横浜元町に隣接する犯罪多発地区を舞台とした、警察小説新シリーズ、好調第二弾!

天国区のデイサービス施設で、宿直員一名と利用者二名の死体が発見された。三人とも刃物でメッタ刺しという惨状。横浜市警第3分署の杉山と鳴海が捜査にあたることとなった。やがて、被害者たちがそれぞれが抱える問題や家庭の事情が浮き彫りになる。彼らには共通する接点がない。杉山は、捜査をかく乱するため猟奇殺人に見せかけて皆殺しにした可能性もあると考えるが……。

【著者紹介】
2003年、『ルドルフ・カイヨワの事情』で第5回日本SF新人賞に佳作入選。2005年5月、同作を改題した『ルドルフ・カイヨワの憂鬱』でデビュー。その他の著書に『夏の魔法』『リバース』『サニーサイド・スーサイド』『ペルソナの鎖』などがある。

内容説明

天国区のデイサービス施設で、宿直員の若者一名と利用者の老人二名の死体が発見された。三人とも、刃物でメッタ刺しという惨状。横浜市警第3分署の杉山と鳴海が捜査にあたることとなった。やがて被害者たちがそれぞれ抱える問題や家庭の事情が浮き彫りになる。彼らに共通する接点は?撹乱のための猟奇殺人と指摘する署員もあらわれ…。注目の警察小説、血に染まった第二弾!

著者等紹介

北國浩二[キタクニコウジ]
2003年、『ルドルフ・カイヨワの事情』で第5回日本SF新人賞に佳作入選。2005年5月、同作を改題した『ルドルフ・カイヨワの憂鬱』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シ也

38
ついにシリーズが動き出して面白くなってきた二巻。主人公の杉山や鳴海をはじめ、色々な警官たちがそれぞれに直面する問題は群像劇として面白いが、何よりぶち当たる事件もどこかで聞いたような話で真面目に読ませる。今回は介護にまつわる事件で、他人事でない身としてはなんとも言えない気分となった。日本の警察小説より海外の警察小説に雰囲気が近く、続編が楽しみ2016/07/16

うさっち

14
杉山・鳴海コンビは、やっとしっくりきた感じ。美人なだけじゃない鳴海のキャラも固定されたようで続きが楽しみ。2016/02/29

はる

5
天国区のデイサービス施設で3人が殺される。杉山と鳴海のコンビが調べる中、殺されたうちの一人介護職員がこれまで入居者を虐待死をさせた疑いが出てきた。目の前の事件を、杉山と鳴海が解決していくなか、市政に関わる不穏な動き、特殊班の槇原たちの裏の行為やその行為に走る訳。次々と気になっていた事がわかってきた。杉山、相変わらず見た目は冴えない風貌で書かれているが、惹かれる。愛すべき中年。そして、鳴海の外見が仲間由紀恵という描写があり、登場の際イメージした通りでニンマリしてしまった。2018/01/27

河副ときわ

3
うっかりした。ヘブンズスラムを先に読まないといけないのか。2015/09/13

saifu

3
警察小説として面白くなってきた。やっぱ抜群の読みやすさだ。2015/04/19

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