徳間文庫<br> 千鳥舞う

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徳間文庫
千鳥舞う

  • 葉室 麟【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 429p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198939311
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

凜とした佇まいの女絵師・春香が描く博多八景にまつわる哀切で感動的な物語。男と女はなぜ離ればなれになるしかないのか?

「心を死なせてはいかん」直木賞作家が描く、清冽に待つ女! 博多八景を背景に哀切な恋の行方と様々な事情で離ればなれになった男女の人生が交錯する。静謐な筆致で描く女絵師と狩野派の絵師との創作を通して交流する魂。涙と感動を呼ぶラスト! 傑作時代小説!

【著者紹介】
2005年、「乾山晩愁」で第29回歴史文学賞受賞。07年『銀漢の賦』で第14回松本清張賞受賞。以降、09年『いのちなりけり』で第140回直木賞候補となり、『秋月記』『花や散るらん』『恋しぐれ』と直木賞候補。2011年、『蜩ノ記』が第146回直木賞受賞。今、もっとも活躍している時代小説作家。10月に、『蜩ノ記』映画が公開される

内容説明

女絵師・春香は博多織を江戸ではやらせた豪商・亀屋藤兵衛から「博多八景」の屏風絵を描く依頼を受けた。三年前、春香は妻子ある狩野門の絵師・杉岡外記との不義密通が公になり、師の衣笠春崖から破門されていた。外記は三年後に迎えにくると約束し、江戸に戻った。「博多八景」を描く春香の人生と、八景にまつわる女性たちの人生が交錯する。清冽に待ち続ける春香の佇まいが感動を呼ぶ!

著者等紹介

葉室麟[ハムロリン]
1951年北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業。地方紙記者を経て、2005年『乾山晩愁』で第29回歴史文学賞受賞。2007年『銀漢の賦』で第14回松本清張賞を受賞。2012年1月、『蜩ノ記』で第146回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ふじさん

64
再読。里緒(春香)は女絵師で、屏風絵を描く依頼を受け、絵師の外記の手伝い絵師をすることに、しかし二人は不義密通を働き、破門になる。破門が解かれ、大作の博多八景を描くことになるが、外記への思いは消えることなく募るばかりだが、再会することなく終焉を迎える。出来上がった八枚の絵の出来上がる背景には、出会った人々の哀しみや辛い人生が語られており、しみじみとした深い味わいがある。地味な作品だが、好きな作品の一つだ。 2020/11/23

優希

42
時代小説で不義密通が許されるとは思えません。人情ものであり、待つ女性の佇まいが感動作と言われていますが自分にはしっくりきませんでした。2022/05/24

紅香

34
『女は皆いつか長い橋を渡りたいと心のどこかで願っているのではないでしょうか。だからこそ長橋を描き上げて下さい。いつかきっと誰かがその橋を渡ることができるはずです』今だ消えぬ埋み火の思うまま。筆を走らせる女絵師春香。その火は色は何と美しいことだろう。8つの物語。博多八景は悲しい出来事を礎に昇華された願いで祈り。素晴らしいの一言。『この世を美しいと思うひとがいて初めてこの世は美しくなる』あなたが存在してるだけで生きていることが嬉しい。一人の女が橋を渡ろうとしてる。痛いほど私にはその背中がとても眩しく見える。2017/04/26

カピバラ

26
思うままにはいかないものなんだなぁ…としみじみ哀しい話でした。まあ…予想はしてたけど、やはり帰れなかったか外記さん。春香の凜とした強さは見ていて清々しかった。2015/02/19

タツ フカガワ

16
福岡藩黒田家の御用絵師衣笠家の弟子で女絵師春香は、江戸狩野派の杉岡外記の屏風絵を手伝ったことからわりない仲になり破門される。3年後、破門を解かれて「博多八景」という大きな仕事を手掛けることになったが、春香は外記の帰りを待っていた。春香をはじめ彼女に関わる人たちが同じような苦悩と悲哀を抱えているのも凄いが、それでも重たくならないのは葉室さんの登場人物に向ける眼差しが優しいからだろう。そうした苦悩を越えていく「箱崎晴嵐」「奈多落雁」の話がいいですね。2019/11/26

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