徳間文庫<br> 歯止めのきかぬ夜がくる

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徳間文庫
歯止めのきかぬ夜がくる

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  • サイズ 文庫判/ページ数 298p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198939281
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

愛というには淫らすぎる。性というには切なすぎる。男と女の情念の極限を描く鮮烈作品集。

「先にシャワーを使わせてもらうよ」ラブホテルの一室で男は言った。人妻亜希子は小遣い稼ぎに客をとっている。その日、男が亜希子の上でしたこと、それが彼を忘れられなくさせた。肉欲なのか渇愛なのか。色情なのか恋慕なのか。人生に疲れた中年男と、満たされぬ三十六歳主婦の情念に憑かれた日々は、やがて壮絶な成就のときを……(「ワリキリ」)。性愛の深淵がこの一冊にある。鮮烈作品集!

【著者紹介】
1967年東京都生まれ。日本大学芸術学部中退。シナリオライターを経て、2004年『ふしだら天使』で官能作家としてデビュー。05年『桃色リクルートガール』、10年『どうしようもない恋の唄』で官能文庫大賞を受賞。

内容説明

人妻亜希子は小遣い稼ぎに客をとっている。その日、男が亜希子の上でしたこと、それが彼を忘れられなくさせた。愛と言うには淫らすぎる。性と言うには切なすぎる。人生に疲れた中年男と、満たされぬ女の情念に憑かれた日々は、やがて壮絶な成就のときを…(「ワリキリ」)。性愛の深淵がこの一冊にある。鮮烈作品集!

著者等紹介

草凪優[クサナギユウ]
1967年東京都生まれ。日本大学芸術学部中退。シナリオライターを経て、2004年『ふしだら天使』で官能小説家としてデビュー。05年『桃色リクルートガール』、10年『どうしようもない恋の唄』で官能文庫大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ame

20
美麗な装丁に惹かれてジャケ買いしたらまさかの官能小説で驚きましたが、読んでみるとこれがなかなか面白かったです。男女の狂おしい思慕や大人の性衝動が勢いよく描かれていて読み応えがあります。2015/05/17

ニャンリッチ

9
人間が本来隠しておきたい本性を紐解くようだった。基本的に疲れてる人、絶望している人ばかり出てくるが、だからそこ快楽が異彩を放つのだ。2022/02/15

_aesop_

1
この人が書く疲れている人たちが好きです。2015/11/02

たくぞう

0
手慣れたものである。この作家は、なんというか、絶望と希望のない交ぜになった解放感といったものを描き出すのが、実に上手い。うっかりすると、胸が締め付けられるような文章に出くわすから、困ってしまう。2017/11/25

不知火ぬい

0
官能小説だからこそ表現できる人間らしさに深みがあった2015/11/12

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