徳間文庫
もののけ葛籠―ろくヱもん

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  • サイズ 文庫判/ページ数 317p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198938529
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

お役に立ちます、拝み屋ろくヱもん&ちっちゃい猫神ちま又コンビ。笑って泣ける妖怪大江戸活劇再び!

時は宝暦。相次ぐ地震や飢饉で不安にとらわれた人の心が妖怪やもののけを呼ぶ。そんなこんなでお江戸に巣くってしまった妖怪たちと、時には共に闘い、時には祓って鎮める腕利き拝み屋のろくヱもん。猫神の「ちま又」とのコンビで、お江戸の怪異をブッタ斬る。此度の敵は謎の妖術師・和田塚式部。捕らわれのお鈴を救い出せ! 妖怪ものの第一人者がユーモアたっぷり、笑いと涙をこめて送る大江戸もののけ活劇第2弾!

【著者紹介】
1956年北海道生まれ。作家。怪奇小説の第一人者だが、近年は時代歴史小説でも活躍。「ちゃらぽこ:真っ暗町の妖怪長屋」で時代妖怪ものという新境地を開く。

内容説明

時は宝暦。相次ぐ地震や飢饉で不安にとらわれた人々の心が妖怪やもののけを呼ぶ。そんなこんなでお江戸に巣食ってしまった魑魅魍魎と、時には共に闘い、時には祓って鎮める腕利き拝み屋のろくヱもん。猫神の「ちま又」との迷コンビで、お江戸の怪異をブッタ斬る。此度の敵は謎の妖怪師・和田塚式部。捕らわれのお鈴を救い出せ!妖怪ものの第一人者が贈る大江戸もののけ活劇第二弾!

著者等紹介

朝松健[アサマツケン]
1956年札幌生まれ。東洋大学卒業後、出版社勤務を経て、1986年『魔境の幻影』で作家デビュー。以来、ホラー、伝奇、アクション、時代ファンタジーなど幅広いジャンルで活躍。2005年「東山殿御庭」で日本推理作家協会賞短編部門候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

53
今回はろくヱもんよりも、ちま又や妖怪らの活躍が目立った感じ。キャラに馴染みが出てきたし、続いていけばより面白そうだが、この2作目で打ち止めっぽい。他にも朝松健は妖怪小説シリーズを書いているので、そっちを読んでみよう。2017/12/19

miroku

22
朝松さんのライトな作品の脱力具合が好き♪2018/01/13

9
さくさくと♪三作目は読まないなぁ。2014/11/25

木冬

6
今度はお化け葛籠を探す老人と娘の助けにいざまいらん。今回ろくさんあんまり目立ってないような気が……ちま又は改めて険の腕がすごいのだなと思ってしまう。テンションがどことなく気抜けのする軽いものなのでさらっと読める。深く考えずに登場人物たちの動きをそのまま楽しめる作品だったと思います2014/08/17

ロックイ

5
拝み屋ろくヱもんと猫神と猫又の混血で剣豪のちま又や数多の妖怪が悪妖怪と戦いを繰り広げる痛快時代小説第二段。前回以上のドタバタ劇が展開され、話もとっ散らかってる感が否めませんが、妖怪たちの自由奔放な姿は微笑ましく、読んでいて和やかな気分になれました。正義と悪が戦っているわけですから、和やかなわけないんですが(苦笑)アニメ等の映像であればより楽しめる作品だと思います。2016/07/22

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