徳間文庫<br> 和気有町屋南部署―デカは死ななきゃ治らない

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徳間文庫
和気有町屋南部署―デカは死ななきゃ治らない

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  • サイズ 文庫判/ページ数 338p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198938222
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

昨年、板尾創路主演「デカ 黒川鈴木」の原作「田舎の刑事」シリーズが人気の著者が描く、トンデモなくハチャメチャなミステリ。

目覚めたら、記憶がなかった。持っていた身分証と部屋に入ってきた男によると、私はこの警察署の署長らしい。
じゃあ、なんで殴られたんだ? その直後、近くで殺人事件が起きた。これが町を根幹からゆるがす大問題に発展するとは……!? 稀代の名探偵が、犯罪者や、その家族を集めて作った「和気有町」で、ひと癖もふた癖もある警察署の面々が繰り広げるトンデモなくハチャメチャなミステリ!

【著者紹介】
福島県生まれ。日本大学芸術学部卒業。2006年、短編「田舎の刑事の趣味とお仕事」で東京創元社主催の第3回ミステリーズ!新人賞を受賞しデビューした。

内容説明

目覚めたら、記憶がなかった。所持していた身分証では沖手範丞という名前で、刑事課課長らしい。部下に聞くと、ここ和気有町は、ぼくの曾祖父である名探偵が、犯罪に関わった人たちを集めて造った町。たしかに、ぼくにストーカーする巡査、対人恐怖症の刑事など、変なヤツらばかりだ。わけもわからぬ最中に一人の刑事が殺された…。犯人は誰だ?いや、そもそもぼくを殴ったのは、誰なんだ!

著者等紹介

滝田務雄[タキタミチオ]
福島県生まれ。日本大学芸術学部卒。2006年、短篇「田舎の刑事の趣味とお仕事」で第3回ミステリーズ!新人賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

82
連作短編集。滝田さんらしい濃いキャラは出てきますが個人的には田舎の刑事シリーズの方が好み。2018/03/03

momi

27
うっ…。この作品…感想書くの難しい…。「田舎の刑事」シリーズが面白い滝田さんの作品ですが…。とんでもない警察署なんです!!あり得ない町のあり得ない警察署のお話!!この町は犯罪に関わった人たちを集めて造った町で犯罪被害者と加害者が一緒に住んでいる町!警察官も犯罪者、ストーカー巡査に対人恐怖症の刑事など…ハチャメチャな設定!!なんだか面白そうと期待したのですが…。頑張りすぎたのかしらゴチャゴチャしててぶっ飛んでいて、呆気ない…。この作者さんは「田舎の刑事シリーズ」が1番面白いです!!2014/08/12

coco夏ko10角

22
訳有りの町に警察に事件…色々とぶっ飛んでいる。人物も個性的な人ばかり。鰻野さんのキャラなんか好きかも。サタン魔人との掛け合い面白かった。2019/07/02

マッちゃま

17
いわゆる…怪作です(笑)架空の街にある特殊な警察署を舞台にしたバカミスと云うより「バカバカしそうなミステリ」でもラストまで読むとバカバカしいと思っていた感情とは違う別の感情も生まれてきており…じゃ〜結局は、どんなミステリなんだい!?ってなるワケですが、警察小説、バカミス、メタ、本格風、いろんな味の混ざり合った、まさに怪味としか言いようがない。こういうのって好みも分かれそうですが、全てを受け入れる広い心で楽しんでもらいたい作品です。わけありまち やみなべ署 既にネーミングからして「訳有りの闇鍋」でしょ。2016/08/09

深青

17
訳有りの町に訳有りの警察官。そして、町の闇の部分に絡む訳有りの事件。訳有りとコメディと少しのシリアスさをごちゃ混ぜにしたのがこの本だと思う。全体的にツッコミ要素満載で主人公が不憫苦労体質っていうのは田舎の刑事シリーズに似ているけれど、こちらの方がより収拾がつかない感じがする。あと、主人公が黒川さんよりタフだと思う。んな、バカな!?と思いつつ、楽しく読めるドタバタコメディミステリーでした。2015/06/25

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