徳間文庫<br> 悪意のクイーン

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徳間文庫
悪意のクイーン

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  • サイズ 文庫判/ページ数 333p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198937911
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ママ友コミュニティに疲れた亜矢子は追い詰められ、墜ちてゆく……。二度読み三度読み必至! どんでん返しの心理ミステリー!

町内のママ友コミュニティから何故か反感を買い、陰湿な仕打ちを受けるようになった渡会亜矢子。夫との不仲、育児ノイローゼもあいまって、彼女は少しずつ追い詰められ、転落していく。その裏側には、思いも寄らない、人の「悪意」が存在していた……。稀代のストーリーテラーが人間心理の襞を描いたミステリーに新境地に拓く! ここにも、あそこにも、巧妙に配された伏線が! 二度読み、三度読み必至の傑作ミステリー! 解説:村上貴史氏

【著者紹介】
1964年生まれ。京都大学文学部卒業。2001年、『マーブル騒動記』で第3回日本SF新人賞受賞。その他の著書に『死なないで』『響ケ丘ラジカルシスターズ』などがある。

内容説明

幼子の母亜矢子の最近の苛立ちの原因は、ママ友仲間の中心人物麻由による理不尽な嫌がらせ。コミュニティ唯一の独身女性時恵や旧友志穂を心の支えとしつつも、無関心な夫、育児疲れもあいまって、亜矢子は追い詰められ、幸せな日常から転落していく。その破滅の裏側には、思いも寄らない「悪意」が存在していた…。不世出のストーリーテラーが新境地を拓いた、傑作心理ミステリー!

著者等紹介

井上剛[イノウエツヨシ]
1964年生まれ。京都大学文学部卒業。会社勤務の傍ら小説執筆を続け、『マーブル騒動記』で第3回日本SF新人賞を受賞し、2002年、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アッシュ姉

75
読友さんのレビューに惹かれて即購入。面白かった。名門女子校から一流大学へ進み、一流企業に就職。恵まれた環境に高い意識と完璧主義で常に優等生を貫いてきた主人公が、人生で初めて躓いたママ友コミュニティ。ストレスから育児疲れになるも、結婚相手としては申し分なかった夫は非協力的。上から目線で高慢だったのにプライドずたぼろでウヒヒヒと笑っていたが、あまりの堕ちっぷりにさすがに気の毒になってきた。伏線がやさしいので展開は予想できるが、なかなかの後味の悪さ。イヤミス系の転落ものが好きな方にオススメ。2018/07/13

hundredpink

64
新たなイヤミスの勇、爆誕。誰が悪意のクイーンか否、あなたの中の悪意のクイーンが目覚める。2018/08/03

いたろう

60
いかにもイヤミスという感じのタイトル。結婚しても子供は当面作らず、仕事をしたいと思っていた亜矢子が、予定外の妊娠、出産。そして、育児に追われる日々。出産以来、夫とは上手く行かず、産院で知り合ったママ友との交流が、また悩みの種となる。一方、中高一貫のお嬢様学校に通う香月は、中小企業を経営する親が投資に失敗し、家庭に大きな金銭問題が発生する。交互に描かれる2つの物語で、それぞれ坂道を転げ落ちるように膨らむ問題。2つの物語が繋がる先の驚き。悪意が呼ぶ悪意。一番大きな悪意を持っているのは誰なのか。ラストが衝撃的。2020/01/12

スカラベ

60
物語は2つの軸で進められていく。どちらも重苦しくゴロゴロと転落していく話なので、読み終わった後は誰を信じていいのかと不信感が募るばかり。一方は、ママ友を通して、何とも陰湿というか、何でそこまでいっちゃうのと突っ込みたくなるほど主人公の行動が理解できない話。もう一方は、父親がお金に失敗し、あれよあれよと不幸のどん底に落ちる家族の長女が綴る日記。終章では、この2つの話が繋がるが、これはなんとなく予想できる。しかし、更なる裏の企みが浮かび上がってくるのには参りました。女性の妬みや執念はかくも恐ろしいものなのか。2014/08/27

Akira

55
★★★★うひゃーーこぉわっ! 転落人生ものは好きだけどこの転落ぶりはベタ過ぎるせいか、胸糞悪くなる位イライラしながら読んでいった。同情はしてても感情移入はしてないのか?それとも逆で、感情移入してるけど同情はしてないのか? なんか色々試されてる感じがする話だった。早い段階であの人が怪しいとは安易に想像付くけど、最後そうゆう風に繋がるのね!しかもその原因があの人か⁉︎ …「女は怖い」以外言い様がない。イライラしたけど楽しかった。2018/07/24

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