内容説明
ITバブル華やかなりし1999年、渋谷。天才プログラマー・堀井健史率いる“チームAKKA”はベンチャー企業をたくみに騙し、資産の一部を中抜きにしていた。彼らの最終目的は過去に遺恨を持つLIGHT通信社の乗っ取り。だが相手は時価総額5兆円、日本を代表するIT業界の雄だ。史上最大の下告上。堀井が繰り出す秘策とは。前作『拝金』に続き、ホリエモンが放つ青春経済小説第2弾。
著者等紹介
堀江貴文[ホリエタカフミ]
1972年、福岡県生まれ。実業家。ライブドア元代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mitei
255
ちょっと説明不足を感じたが雰囲気は面白かった。もっと小説家として精進するなら面白くなるかもと思わせる内容だった。2017/11/04
ムー
3
これは面白い、堀江さんの経験とフィクションをあわせたものがとてもリアルでした。2015/01/23
KN
2
ホリエモンらしい本。ノンフィクション的な部分もあると思うんだけど、主人公(堀井)のキャラって自分のありたい姿なのかなぁ...?2016/08/28
まめタンク
2
2013年96冊目。ホリエモンは2000年代前半のIT業界の裏側を綴っている。本書の魅力はホリエモン自身が経験してきた、IT業界の裏側やその隠された真実を小説に盛り込んだ事。本書のあとがきでホリエモン自身が「そういう謎が分かると面白いよ」といっているけど、やはりその時代を生きた人間からの臭いがプンプンとしてくる。それが面白いのだ。「Light通信」は光通信だし、ハードバンクはソフトバンクだったりする。どこまでが真実なのかは分からないが、その辺の謎解きも面白い。2013/07/25
リュー
1
ワンレンボディコンのバブル終焉からパンツ売りのコギャル~時代背景が懐かしいw アイティとは名ばかりのマネーゲームの裏側、金融大国アメリカのネズミ講! 興味深い話満載だけど、小説としては感慨なし。当事者の体験ルポとして読めばそれなりに。 ★32015/12/02