内容説明
柏木は後輩の太田と菜実を率い、サーファーの救助に向かった。だが、荒れ狂う海をボートで乗り越えた先にはサーフボードが浮かぶのみ。柏木が焦って人の有無を双眼鏡で確認しなかったためだった。大波に呑まれた三人は、自らが漂流する羽目に。命からがら辿り着いた島にはある危険な人物が待ち構えていた―。渾身の海洋冒険小説。
著者等紹介
岡崎大五[オカザキダイゴ]
1962年愛知県生まれ。文化学院中退。これまで八十三カ国を渡り歩く。トルコでは絨毯屋、インドではカセットテープの露天商、タイでは法律コンサルタント、海外専門の旅行添乗員など、数多くの職歴を持つ、異色の小説家として注目される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yamakujira
3
荒天下にボートで救助に向かった3人のライフセーバーが流されてしまい、絶海の孤島に漂着する。無人ながら物資が豊富な観測小屋に救われたと思いきや、思わぬ事件に巻きこまれる。手に汗握る展開、3人の命運はいかに、って煽りたいところだけれど、なんともチープな印象なんだよねぇ。なんでかな、ストーリーが陳腐なのか、描写が雑なのか。まぁ、軽く読めていいかも。う~ん、子供VS海賊にすればよかったのに。 (★★☆☆☆)2014/12/02
Hirofumi Inoue
2
ライフサーバーという海に関係する登場人物の物語なので読んでみました。漂流、漂着、事件へと物語は展開していきますが、タイムリーな話題が突然出てきて、ん?と思いました。全体的には物語に深みがないかな?2013/06/11
ウィズ
2
完全な駄作です。酷すぎます。2013/05/25
かきたにたくま
0
深みのない佳作。漂流後の展開に凄味がありません。2014/06/27