内容説明
見当たり捜査とは、指名手配犯の顔写真を覚えて繁華街の雑踏に立ち、いつ現れるともわからぬ犯人を発見し逮捕することを任務とする。ウラやんこと浦石大輔は大阪府警捜査共助課通天閣署分室見当たり班に所属。“逃げ得は許さない”をモットーに、捜査に励んでいる。今回、熱海の老舗ホテルをめぐる殺人事件の被疑者を心斎橋筋で見事逮捕。しかし起訴後の裁判は意外な展開をみせる…。
著者等紹介
姉小路祐[アネコウジユウ]
1952年、京都府生まれ。大阪市立大学法学部卒業。89年、『真実の合奏(アンサンブル)』で第9回横溝正史賞の佳作となり、デビュー。91年、『動く不動産』で第11回の同賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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