内容説明
サダは走る。ひったくり犯を追って。車泥棒のヤクザを追って。北海道江別署の駅前交番を振り出しに、機動捜査隊や銃器対策課などで刑事として活躍後、熱血ゆえの左遷もなんのその、真っ直ぐに正義を貫いた42年間の警官人生!サダの熱い心が、逮捕した自販機破損の高校生を改心とせ、ヤクザが隠匿していた大量の拳銃や機関銃押収の糸口を掴んだ。事実の迫力が小説やドラマを越える。
目次
ヘリコプターで追跡
大追跡
家出娘
自転車泥棒
桶川ストーカー殺人事件の真相
検視
春代ちゃん、明日に向かって大きく羽ばたけ
ATM(現金自動預け払い機)の罠
一人の韓国人の生涯
警察学校時代を振り返って〔ほか〕
著者等紹介
菊池貞幸[キクチサダユキ]
1950年、北海道北見市生まれ。1969年、札幌方面江別警察署駅前交番、野幌交番勤務。1976年、北海道警察本部機動捜査隊に5年間勤務。1981年釧路方面本別警察署地域課に3年間勤務。1984年、札幌方面中央警察署へ、交通課事故係から刑事二課暴力係刑事1課強行・盗犯係。1992年、旭川美深警察署刑事係主任となり、拳銃摘発。1995年、北海道警察本部生活安全部銃器対策課。1996年、札幌方面北警察署刑事1課盗犯係から庶務係に。北見方面網走警察署地域課で、52歳から60歳まで7年間勤務。2010年3月30日退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
うさっち
21
元北海道警察の刑事さんの体験談が描かれたノンフィクション。お節介な性分で困った人を放っておけない人情味溢れる刑事さんですが、その反面短気で上司相手でも食ってかかり左遷されてしまうなど波瀾万丈な警察官人生(笑)自転車泥棒を更正させる話はとても良かった。こういう親身になって聞いてくれる刑事さんがもっと増えたらいいのにな。2015/06/23
Miko
14
年末年始とバタバタしたせいかようやく読み終えた。友人と行ったスナックで隣り合わせた個性的なオジサマがこの主人公のサダさん。刑事でありながら犯罪者やその家族に対する眼差しが優しい。懐の深さが半端ない。罪を憎んで人を憎まずという言葉があるがそれを実践してきた人だ。警察や刑事と聞くと大きな組織の一部分であり上からの指示に絶対服従というイメージだったがサダさんは自分の意志や感を優先する。結局上司から睨まれ左遷されることも度々(笑)事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだの青島の言葉が頭に浮かんだ。2015/01/09
よっちん
6
近年定年退職した、北海道警察の刑事さんの事件簿。ノンフィクション。佐々木譲さんも絶賛、みたいな帯につられて。プロの作家ではないので、まあそれなりだけど、所々で、実際に経験した者しか言えない、深い言葉があって、読後感は良好でした。2015/01/30
KASAO
6
道警刑事、「菊池貞幸」の刑事人生を描いた自叙伝。事件で関わった人との繋がりを大切にする貞幸さんの人情にほっこりさせられていると同時に、北海道という場所ならではのアンダーグラウンドな部分も垣間見られました。拳銃や麻薬の密輸、販売、そしてそれに関わるヤクザ。刑事という職業の中で触れる「人間」の良い部分、黒い部分が描かれています。そんな中、どうやって自分を見失わずに自分の意思を貫いていくか、そのことについて考えさせられた気がします。2012/09/20
Bluestone
5
情に厚くて破天荒な道警刑事サダ。「罪を憎んで人を憎まぬ」そんな人柄がよくわかります。北海道が舞台になっています、一話一話が簡潔でとても読みやすくささっと読破できます。とても面白いです。2012/08/29
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