徳間文庫
ごきげんよう―姫様お忍び事件帖

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  • サイズ 文庫判/ページ数 324p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198935573
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

いやじゃいやじゃといいつつも、花嫁修業に勤しむじゃじゃ馬鶴姫がさらわれた。ことが露見し、首をちょん切られたくない家臣らは大慌て。が、実は鶴姫は福生藩の月姫と間違えられて拐かしに遭ったのだった。福生藩を「ふくおのはんきち」と聞き間違えた鶴姫の家臣らは、やくざが下手人だと勘違い―。やっぱり頼りになるのは貧相な面した芋侍の亀治郎、最後の事件帖。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はにこ

31
鶴姫が拐かし事件に巻き込まれる!すんなり解放されたかと思ったけど、鶴姫の挙動に周りは大混乱。でもこれがいよいよ最後と思っているのか寂しそうなお鶴ちゃん。嫁いだら亀次郎も居るし大丈夫よ。色々な別れがあって読み終えたが、何と続編出ているのか。予約しよう。2021/10/10

Mumiu

20
さらわれた鶴姫!?そこで出てくるのはやっぱりというか大旺屋のお鴇ちゃん♪最終巻らしくこれまでの鶴姫の冒険を懐かしむ場面も。月姫様にはいろいろ驚かされたけど、お相手の方がいい人でよかった(ここらへん最終巻ハッピーエンディング補正かしら)。亀治郎は……若君の容貌についてとやかくはいえないんじゃないでしょうかねえ^^;。はい、大団円!2014/03/02

うずら

11
姫様シリーズ第9弾にして、最終巻だべ。鶴姫最後の事件は、人違い誘拐です。ちょっとした手違いで間違えられて拐かされちゃったお鶴ちゃんですが・・・。亀治郎達と出会ってから、たった数ヶ月。それでも、まるで【チームお鶴ちゃん】と名付けたくなるような、友情と信頼の絆で結ばれた者達。楽しかったシリーズは終わってしまったけど、お鶴ちゃんのことだからきっと、奥方になっても「お外に行きたいのう」とか言って、何だかんだと亀治郎を巻き込んで出掛けて行くんじゃないかな。それに亀治郎、「一生護ってやっからな」って言ったものね!2014/03/09

蕭白

6
楽しかったシリーズもこれにて閉幕・・・となってしまいました。亀次郎の武州弁が早くも懐かしくなってきました。中だるみもなく、とても良質なシリーズに出会えたと思います。2012/06/22

鈴木みかん

5
おもしろくてあっという間に読み終えちゃった。鶴姫の成長が伝わってくる最終話。健やかに成長してくれたなぁとしみじみ思ってしまう。最後はやけにあっさりと終わってしまったけど。鶴姫の奥方お忍び事件帖とか出してもらえないだろうか。。。終わってしまうとなるとなんだかとてもさびしい。2012/07/29

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