徳間文庫
殺人鬼フジコの衝動 (限定版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 2冊/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198935399
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

一家惨殺事件のただひとりの生き残りとして新たな人生を歩み始めた11歳の少女。だが、彼女の人生はいつしか狂い始めた。「人生は、薔薇色のお菓子のよう」。呟きながら、またひとり彼女は殺す。何がいたいけな少女を伝説の殺人鬼にしてしまったのか?最後の1ページがもたらす衝撃に話題騒然、口コミで33万部を越える大ベストセラーとなった戦慄のミステリーが、書下し新作短篇と2冊セットで登場。この短篇に、次作のヒントが隠されています。

著者等紹介

真梨幸子[マリユキコ]
1964年宮崎県生まれ。『孤虫症』で第32回メフィスト賞を受賞し、デビュー。ホラー、ミステリの手法を使いながらも人間心理の襞に分けいる著者独自の作風は、多くの評論家から熱い注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こうじ

231
⭐️⭐️⭐️⭐️ いや〜残酷過ぎて読むのが怖かった^_^;また、実際にあった事件という事でかなり衝撃^_^;フジコも環境良くなかったかもしれないけど、殺すことはないのでは^_^;かなり心臓がバクバクです。でも、面白かったです。(*^_^*)2016/06/18

hideko

152
BOにて108円買い。 記録小説的形式をとったフィクション。 両親にネグレクトを受けた少女が一家惨殺の生き残りとなり「殺人鬼フジコ」となるまでの話。とにかく自分というものが無く他人の目を気にする性格である。 ここまでアッサリと殺人、死体解体を繰り返していると逆に清々しさも感じる。 フジコの娘によるあとがきがあって、ただのグロい殺人鬼のストーリーが「えっ!?」と驚くミステリーとなっている。 そう来たか…2017/10/15

high

135
[15-279-147]両親からの虐待、同級生からの壮絶なイジメを受けていた森沢藤子は、一家惨殺事件で唯一生き残り、叔母に引き取られる。11歳の少女から殺人鬼フジコに変貌していく姿を描く…。ラストで頭が混乱…読解力不足で思わずネタバレサイトで確認してしまいました^^; これは再読必須です…が精神衛生上厳しいので少し間を置いてから…(-_-;) 『私はフジコ』と『インタビュー・イン・セル』も早く読まなくちゃ!2015/12/01

りゅう☆

117
次作への序章となる「私は、フジコ」が読みたくて「殺人鬼フジコの衝動」を再読。殺人鬼となるフジコの心理や不遇な環境、いじめの描写、遺体をバラバラにするなどイヤミス感満載。初めて読んだ時はノンフィクションかと思い込んでたほど引き込まれたけど今回も一気読み。そして「私は、フジコ」では「殺人者は隣にいる」というTV番組の再現ドラマの配役たちの物語。ん?「スナックガブリエル」「~横丁」「6人のオタクの殺人事件」ってことは「みんな邪魔」と少しリンクしてる?そんな所にも作品の面白さを感じた。2015/05/10

ぴょんたん

108
読んでいてすごく怖かった。一瞬のゆるみもなく怖さが続いて、最後には少し麻痺しながら、でも、やっぱり怖いのが止まらないのに読むのを止められなかった。 あまりに怖かったので、小さく叫びながら読み終えました。 しかもなんで夜に、寝る直前まで読んじゃったんだろう。眠れるかな…。 あと、小学生のころの話は幼くて未熟な子供らしい残酷さが際立っていて、子供の世界を生きるのも大変だ…とたまらなくなりました。 2017/11/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4699680
  • ご注意事項

最近チェックした商品