内容説明
ローン会社への返済に日々おびえる菅原一家。悪徳不動産に騙されそうな小学校の教師。帰るべき家も言葉も失ってしまった三十八歳のホームレス男性。「心配しなくていい、悪いようにはしねぇよ」隠居はしたけど、この道四十五年の不動産プロ、巴銀之助があの手この手で難問を解決。強面だが、困っている人は放ってはおけない銀之助の、胸のすく活躍を壮快に描いた痛快人情小説。
著者等紹介
藤山勇司[フジヤマユウジ]
1963年広島県呉市生まれ。愛媛大学を卒業。85年大倉商事株式会社に入社。98年同社倒産となり、専業大家になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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