徳間文庫
孔雀茶屋―ひやめし冬馬四季綴

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  • サイズ 文庫判/ページ数 308p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198934064
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

両国広小路で大人気の孔雀の見せ物小屋でひとりの侍が大騒ぎを起こしていた。風見藩の榊原数馬だ。海棠藩江戸藩邸で、家老の妹・奥田波乃をめぐり、恋のさや当て真っ最中の冷飯食い・一色冬馬と中老の嫡男・鳥羽新之介は数馬にいきさつを聞いた。藩邸で飼っていた白孔雀の血をひく孔雀が盗まれ、探しにきていたという。その孔雀はご上覧予定だった。冬馬と新之介に孔雀探索の命令が…。

著者等紹介

米村圭伍[ヨネムラケイゴ]
1956年横須賀生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。松竹シナリオ研究所で脚本を学び、1997年、「安政の遠足異聞」で菊池寛ドラマ賞佳作に入選。1999年、『風流冷飯伝』で第五回小説新潮長篇新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ドナルド@灯れ松明の火

22
米村さんの作品を物色していたら、ひやめし冬馬シリーズ3作目発見。2011年発刊だけど気付かなかった。相変わらず波乃を巡る下士冬馬と中士新之介の争いが繰り広げられる。今回は孔雀を巡る騒動と謎解きだが、風見藩が白孔雀の持ち主として絡んでくる。主人を亡くし今は目高院となった、あのめだか姫が還暦を迎えて老女諏訪とともに登場したのには思わず心の中で拍手喝采した。めだか姫が還暦なら、たいくつ姫君も、ひやめし冬馬もこれ以上続かないかなと少し残念。2013/05/16

蕭白

7
しばらく続編が出てなくて残念です。もっともっと風見藩との絡みが読みたいです。2015/10/19

renren

6
目高院! 姫、あまりにそのまんまです! 「そうせい院」「こうゆう院」とか、こういう小ネタもこの人かわいいんだよなあ。めだか姫に数馬に香奈、みんなすっかり齢を重ねて、きちんと重々しくもなり、あの無邪気さを底に湛えてもいて、嬉しかったです。このシリーズのちょっと暗いところが気になってたんだけど、肩の力抜いて読めるシリーズになってきた感じ。2012/08/31

外道皇帝

5
シリーズも3作目となるとネタが尽きたのか、ついにめだか姫まで登場。盗まれた孔雀を探して冬馬と新之介、波乃の三角関係の恋物語はまだまだ決着つかず。独特の軽い語り口でサクっと読める楽しい時代物。もうちょっと三角関係に進展が欲しかったなあ。2011/11/06

蕭白

5
とうとうめだか姫、もとい目高院登場です。何かめっちゃ嬉しくなりました。めだか姫のシリーズが終わってしまっていたので、風見藩の面々の行く末が気になっていたので、本編の主人公の冬馬には悪いけど、数馬と香奈さんの夫婦とかで楽しんでしまいました。これからも楽しみにしたいです。2011/08/09

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