内容説明
翔空船で働いていた元貴族のベアトリスは、ミラボー伯爵家のお姫様・ビアンに貴族の式典作法を教えるため、家庭教師をすることに。ビアンは近日中に社交界デビューが控えていたが、作法を覚えようともしない。そして伯爵との口論の末、部屋に閉じこもってしまった。ベアトリスは部屋の外から声をかけるが返事はない。心を通わせたい一心で部屋の扉をこじ開けるがそこには―。
著者等紹介
水月郁見[ミズキイクミ]
1960年、千葉県生まれ。夏見正隆名義でも執筆活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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cgatocairb
5
本編読まずに外伝。「(きかないな、これは)」というプロローグに惹かれて読んでみたが、主人公の元貴族ベアトリスが良いわ。彼女がビアン姫をいかに育てたかをもっと見たかった。本編はどうしようかね〜。ベアトリスは出ないだろうからな〜。2015/12/20
吉兆
1
美少女で姫でツンデレなのに、萌えではなく、カッコイイのがビアンである。2011/07/10
ryoku
1
翔空客船の客室乗務員ベアトリーチェは、ミラボー家の家庭教師としてスカウトされる。本書は彼女を通してビアンが守護騎の資格者となるまでを描く外伝。本編は回想が多くなかなか話が進まないが、この外伝ではサクサク進む感じ。2011/06/08
間立
1
ビアンが気の強い家庭教師によって「きぞく「ナイをすべきか」を学んでいく。ビアンは聡明なため、すべてを飲み込み成長していく。そうか、これがツンデレなのか……。2011/06/06
ルテ
1
守護騎にも乗れないビアン地元時代のお話。本編主人公のディオデイトくんは欠片も出てきません。世間知らずのビアンが駆け回るお話なんだが、楽しめた。本編も下手に戦闘なんかせずに学園編をやってるほうが面白いんじゃないだろうか。2011/06/04
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