内容説明
冷たい夫と姑の仕打ち。それでも自立できない無力な自分。二十四歳の主婦・池田華美の心が癒されるのは絵を描いている時だけだった。だがデジカメに残されていた写真の少年に恋をした時、華美の運命は動き始める。少年が書いた詩の意味は?それは恐るべき犯罪の証なのか。運命の少年とついに出会った時、待つのは奇跡か絶望か―。衝撃の結末が待つノンストップ・ラブ・ミステリー。
著者等紹介
岸田るり子[キシダルリコ]
1961年、京都府生まれ。パリ第七大学理学部卒。2004年に『密室の鎮魂歌』で第14回鮎川哲也賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ピロ麻呂
37
期待はずれ。「めぐり会う」2人はそれぞれ自分勝手で共感できず、オチも無理がある。きっとこの2人…一緒になれたとしても、うまくいかないやろなぁ。2019/11/11
のりオバ
13
メルカリで購入📘 う〜ん・・・ちょっとスミマセン! 訳がわかりません。ショートショート集ですが、オトナ同士なのに全てコドモ同士の会話のように稚拙な印象で、急にどうしたどうした!という意味がわからない話につながり・・・スミマセン! 結局途中で読むのをやめました💦 私の理解力が足りないと思います!2019/08/17
あおちゃ
7
京都にて結婚生活が上手くいかない妻と、東京でミュージシャンをしている青年二人の視点で話は進む。 時系列を巧みに操っているミステリーだろうか。伏線回収は見事だったが毒にも薬にもならない話だった。何回も登場する才能があるとされるダサい詩に閉口する。私には合わなかった。2021/08/03
はとむぎ
7
登場人物はもっと少なくて良かったのではないかなと思う。そのぶん、二人の気持ちの移りを、もう少し緩やかに書いて欲しかった。お互いの芸術性に惹かれ合うというのも、ロマンチックで素敵ではあるのだが。どうにも唐突すぎるような気がした。2014/05/10
HiMAT
5
ちょっと帯の煽り文句が過剰だったかも。一章ごとに主人公二人の視点が交代交代でって運びでどんでん返しって言われたらもうアレを疑うよね。いくつか伏線も投げっぱになってるような……。2019/09/30
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