徳間文庫 秘剣風疾り―極楽安兵衛剣酔記

鳥羽 亮【著】

徳間書店（2011/05発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 278p／高さ 15cm
• 商品コード 9784198933616
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

役者のような男前の色仕掛けに、料理茶屋の一人娘は騙され、狭い座敷に閉じ込められた。女誑しの彦の狙いは端から金だった。親の峰右衛門は身代金を要求されて八百両を払ったが、これからもずっと金をせびられるに違いない。しかも、相手は秘剣風疾りを遣う辻斬りを雇っていた―。普段は飲ん兵衛でも義理人情に厚い安兵衛は助け入った。最凶の刺客に勝つため酒を休んで闘う刻がきた。長篇書下し。

著者等紹介

鳥羽亮［トバリョウ］
１９４６年、埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒業。１９９０年、『剣の道殺人事件』で第３６回江戸川乱歩賞を受賞、作家デビュー。剣豪・人情時代小説で活躍中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[雅]

強敵じゃなかった？

2017/11/22

[ケルトリ]

旗本の三男に生まれ、剣の腕は確かだが、酒におぼれてぶらぶらするようになり、現在は料理屋のおかみのヒモをしている男が主人公。辻斬りが出たというウワサが町人の間で話題になっていたある日、当主である兄に呼ばれ、下手人探しに協力することになる。

2023/07/23

[タカシ]

一気読み。そろそろ新展開がほしいかな。

2013/10/11