徳間文庫
天龍八部〈6〉天山奇遇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 356p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198931674
  • NDC分類 923.7
  • Cコード C0197

内容説明

燕国復興の大志に燃える姑蘇慕容家の当主・慕容復は、縹緲峰霊鷲宮の主・天山童姥に「生死符」で支配される三十六洞七十二島の人々に巡り会い、彼らをおのれの野望に役立てようと目論む。一方、少林寺の僧・虚竹は思わぬ形でかりそめの師・無崖子ゆかりの人物と邂逅をとげ、数十年に及ぶ愛憎と恩讐の渦中に巻き込まれることに…。

著者等紹介

金庸[キンヨウ]
1924年、浙江省海寧県生まれ。1955年「書剣恩仇録」を発表。圧倒的支持を得、全十二部の長篇武侠小説を創作。中国、香港、台湾を始め中華世界に十二億人の読者を持つ超人気作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イズミ(旧ni-to)

5
「吸血ロリババア」という現代日本オタク文化がその歴史の蓄積と紆余曲折を経て編み出したもの。それを金庸は何十年も前に紙面に成立させていた。その事実だけで滂沱の涙を流さざるを得ない。2010/06/27

可兒

3
虚竹などキャラクターの個性と「中国」の広大さが示される巻だと思う。西夏や天山が「中国」の一部だという暗黙の了解があることに気づければ、もっと楽しめるかもしれない(ニヤニヤ的な意味で)。2011/10/13

根雨一郎

3
少林の名も無き僧でしかなかった虚竹が、なんの因果か無崖子の珍瓏を解いてしまったがために次々と戒律を破る羽目になる波乱万丈記。義兄たちはキャラが立ちまくり、末弟段誉は益々影が薄くなる。そりゃあ王のお嬢さんも気が付かないわな(笑)2011/04/16

長老みさわ/dutch

2
物語は更に脱線して舞台は西夏へ(いや、もはや何処が「本線」なのか判らないのだ)。蕭峯は登場せず、本巻の主人公は少林僧の虚竹と慕容復一行。少林寺の内攻を奪われ逍遥派の絶技を身につけた虚竹の運命や如何に!2010/06/14

かみかみ

1
評価:★★★☆ 何だかかなり久しぶりに読んだ気がする。破戒僧・虚竹登場。早速修羅場突入。それにしても吸血少女って… 前衛的すぎるだろう。2011/03/20

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