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徳間文庫
ダブル・クライシス

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  • サイズ 文庫判/ページ数 323p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198931605
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

過剰な不良在庫を抱え、経営危機に瀕している大手アパレルメーカー会長の能勢龍治郎は、販路拡大を目論んで、独自の通信販売網を持つインナーメーカーを手に入れようと狙っていた―。つい先日、社長の桜川舞子から突然ある告白をされた能勢は、その事実に驚愕するも、巧く逆手にとることで提携を持ちかけたのだ。しかし、すげなく断られた能勢は、強引なM&Aを仕掛け始め…。

著者等紹介

嶋田賢三郎[シマダケンザブロウ]
1946年生まれ。早稲田大学大学院(商学研究科)修了。鐘紡株式会社(のちにカネボウに社名変更)入社。2000年、同社取締役を経て、02年、常務取締役・財務経理担当就任。04年、同社退社。08年、『責任に時効なし―小説巨額粉飾』で小説デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HoneyBear

3
企業買収に私怨が絡んだドタバタ劇。カッコウの「托卵」が二世代を通したモチーフになっているが、子供の血液型の明らかな不自然さに疑問を抱かない父親っているのだろうか。アパレル業界の利幅のことや、サブプライムからリーマン危機までの経緯など面白い薀蓄も少しあるが、物語が浅い。残念。2014/02/11

jj-jasmine

3
会社で経理をやっているので、そういう観点からはまぁまぁ面白かった。ネタバレになるが・・・、  愛人の子がたくさん出てきて、そういう時代なんだな~と思うがちょっとうんざり。復讐の張本人は、その相手が実は自分たち親子のために裏金を作ってくれてたわけで、無理やりな復讐劇やM&A、いろんなことも盛りすぎて逆に内容が浅くなっていると思った。2013/06/15

mikoto_oji

3
因果応報の話をM&Aの話にからめて構築しているが、ちょっと底が浅い気がしました。特に子供のサブストーリーに取ってつけた感がありありです。この程度であればエピソードの挿入も必要なかったのでは?全体としてはよくまとまっているが先が読めすぎてワクワク感が足りない。悪くはないんですが、次回作に期待ですかね。2010/12/20

Yasushi Matsuura

2
買収がらみの復讐劇。痛快さを味わえると思いましたが、後半失速して、金融危機がらみの経済入門本になってしまいました。残念。2012/09/07

スライサー

1
面白くない訳では無いですが、最初から悪役・善玉がハッキリし過ぎていてドキドキ感にかける。それと子供の血液型はごまかしきれないでしょ!2014/06/17

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