徳間文庫<br> 因果―捜査班

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徳間文庫
因果―捜査班

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  • サイズ 文庫判/ページ数 343p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198931063
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

甥が誘拐された。要求額は八千万―県知事財部の脳裏に悪夢が甦った。時効を迎えてしまった、愛息子が殺害された事件…不正な手段をも使い、ようやく身代金を掻き集めたものの、受渡しの連絡があった直後に、財部の不審な挙動を掴んだ県警本部の磯貝理事官が現れた。すぐさま招集された九辻署の面々。妙な手順を要求してきた誘拐犯に、犯人と同化する独自の捜査法を用いる辻浦は。

著者等紹介

麻生俊平[アソウシュンペイ]
早稲田大学第一文学部文芸専修卒業。出版社勤務を経て、執筆活動に入る。『ポート・タウン・ブルース』で、富士見書房第2回ファンタジア長編小説大賞準入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

青葉麒麟

3
此れはシリーズ物なのかな?横山秀夫や佐々木譲以外に読み応えのある刑事モノを書く作家さんがいるとは思わなかった。本庁と所轄って本当に仲が悪い(^^;2013/03/12

takogon

2
今後、辻浦はどうなる? これで終わりか、続編はあるのか。2018/05/12

岡 幸治

2
名家にはそれなりの、プレッシャーがあり、単純に金の有り無しで、幸せは計れないという感想を持つ小説です。小さい時に受けたトラウマは計り知れない心の闇を作るようです。2010/11/04

gayuu_fujina

2
麻生作品らしい単純な善悪とは無縁な辺りは構わないんだけど群像劇という程、人間関係が錯綜するわけでもなく、テーマがあってそこを狙って深く掘り下げている訳でもない。次の本で方向性が見えると良いんだけど。2010/05/10

浅木原

1
前の巻より話自体は面白かったけども、シリーズとしては相変わらずどこに行きたいのかよく解らない。存在意義が皆無な小田桐を筆頭に刑事たちのキャラが前より掘り下げられたわけでもないし。辻浦を軸にした癖の強い刑事たちの群像劇という形にしたいのかもしれないけれど、それならひとりずつ焦点をあてて掘り下げていった方が……。というか3巻は出るんだろうかこのシリーズ。2011/10/15

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