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徳間文庫
『坊っちゃん』と日露戦争―もうひとつの『坂の上の雲』

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  • サイズ 文庫判/ページ数 269p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198930745
  • NDC分類 210.67
  • Cコード C0195

内容説明

痛快ユーモア小説として親しまれている夏目漱石の『坊っちゃん』。実はじつは、維新から日露戦争までの明治社会を痛烈に批判した小説だった―。明治政府への憤り渦巻く漱石と『坂の上の雲』の登場人物たちには、不思議な因縁がある。そこを切り口に日露戦争当時を検証すると、あの名作とは違った日本の姿が見えてくる。数々のエピソードで綴る、ドラマでは見られないもう一つの坂の上の雲。

目次

『坊っちゃん』は『坂の上の雲』への批判だった
秋山好古は、なぜ教員から軍人に転じたか
世界に冠たる意外な提督「東郷平八郎」
漱石をも呆れさせた「金州丸」沈没の虚実
日露戦争の捕虜神話
日清戦争後の「薩摩ブーム」で追い回される「猫と尻」
ベストセラー福沢諭吉『学問のすゝめ』と小学校の意外な素顔
陸軍が吹いた「ラッパ」
「青年」という言葉の生みの親の老獪さ
日本最大の宣伝機関「小学校」〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さわたり

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★★★★★長い歴史の中で変遷が、一気にあの「開花期」に集中したのか、激動の時代でしたね。司馬が描ききれなかった日本人や世界の動きがこの一冊に凝縮されてます。『坊ちゃん』に隠された意味も驚きました。夏目漱石、恐るべし。2011/12/26

雨巫女

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漱石からみた「坂の上の雲」。同じ時代を生きても、人によってはこんなに変わることを実感。(坂=004/2)2010/01/19

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