内容説明
秘かに想い続けるだけの恋は切ない。けれど、想いを遂げてからのほうがもっと切ない。亡くなった憧れの姉の面影を追い続ける直人。奔放な恋人・利香にふりまわされながら、いつしか弁当屋の人妻パート店員・裕美に惹かれていく。一方、裕美も満たされぬ結婚生活の疼きを直人に癒して欲しいと願い始める。誰にとっても、恋は遠い日の花火ではない…。
著者等紹介
牧村僚[マキムラリョウ]
1956年生まれ。年上の女性への憧れを描いた作品を得意とする。そのこだわりゆえに「ふともも作家」の異名をとる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
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